2021年9月2日

 20時過ぎ。高崎の自宅からのブログ。

 永田町が風雲急を告げている。菅総理が厳しい立場に追い込まれているようだ。が、総理が逆境にあるからこそ、余計に応援しなければならないと感じている。

 微力ながら、次の自民党総裁選挙では、菅総理を応援する。自民党県議団5役の皆さんには、早々に知事の立場を伝え、菅総理への支持をお願いした。知事として「菅総裁に再選を果たして欲しい理由」は、次回のブログで明確にしたい。

 自民党の国会議員を20年以上も務めた。政治は権力闘争だ。遊びではない。そのことを十分、分かった上で、(ここ数日の急展開を目の当たりにしながら)こう思わずにはいられない。

 「衆院議員の人たちにとっては、次の選挙が最優先だ。自らの生き残りを考えなければならない事情はよく分かる。が、これまで様々な場面で、菅総理にお世話になった議員だって大勢、いるはずだ。そういう人たちが、旗色が悪くなった途端に逃げ出す。何度も経験したことだけど、嫌な感じだ。皆、結局は自分のことしか考えていない!」と。

 「え?菅総理では選挙を戦えないって?!じゃあ、誰なら戦えるんだろうか?そもそも、選挙とは、自らの力で勝ち抜くものではないのか?!」とも。

 さて、今日もあっという間に終わった。簡単に日程を振り返ってみよう。

 午前10時。JA群馬中央会・各連合会役員とのオンライン会議。農業関係予算に関する要望を受けた。JAとの連携は、引き続き重視していく。

 午前11時から関係部局との協議。過疎化リーディングプランの内容等について議論を交わした。気がつくと昼12時。テイクアウトの親子丼を食べながら、資料を読んだ。

 13時。3人の地元経営者が来庁。何を話し合ったのかは書かない。が、この人たちとの関係は大事にしたいと思う。

 幾つかの打ち合わせを挟んで、15時から知事の定例会見。臨時医療施設(いわゆる野戦病院)に関する知事の方針を説明した。

 ここからは新型コロナの県内最新状況。本日の新規感染者数は176人。5日連続で前週の同じ曜日を下回っている。直近1週間の感染者数は1382人。前週の約7割まで減少して来た。NHKが公表している10万人あたりの数値だと、71.1人程度になる。

 ちなみに、東京都では、11日連続で前週を下回った。首都圏ではいずれの都県もピークを越えつつあるように見える。が、今回の第5波は、今までと違う。ちょっとしたキッカケで急増に転じる。まだ全く気を抜けない状況だ。

 176名の新規感染者の地域別の内訳は、最多の太田地区が41名、伊勢崎地区が35名、館林地区が30名、前橋市が21名、高崎市が15名、桐生地区が13名、県外が8名、渋川地区、藤岡地区が各4名、利根沼田地区が3名、富岡地区、吾妻地区が各1名。

 感染経路不明は約5割。年代別に見ると、10歳未満が13%、10代が15%、20〜30代が38%、40〜50代が23%、60代以上が11%だった。

 陽性者176名のうち、ワクチン未接種の人は59名、1回接種を済ませていた人が16名、2回の接種を終えていた人が5名、残りの96名は確認中とのこと。

 あ、お湯が沸いた。この続きは、熱いミルクティーを飲んだ後で。

     <「髪を短く切ったら余計、若く見える」って本当?!>