2021年9月1日:パート2

 21時過ぎ。高崎の自宅でパソコンの画面に向かっている。

 前回のブログでも触れたが、本日の新型コロナ県内新規感染者は180人。水曜日としては、2週連続の減少となった。

 直近1週間の感染者数は1,543人。先週の8割となっている。東京都が10日連続で前週を下回っているのに対し、大阪府では初の3千人超えとなっている。

 180名の感染者の地域別の内訳は、最多の太田地区が51名、館林地区が38名、伊勢崎地区が32名、高崎市が23名、前橋市が14名、桐生地区が9名、渋川地区が4名、県外が3名、安中地区、利根沼田地区が各2名、富岡地区と吾妻地区が各1名。

 感染経路が分からない人は約6割。厳しい数字が続くが、約4割は追えているということだ。デルタ株による感染は100名以上。死亡された方はいない。

 陽性者を年代別に見ると、10歳未満が10%、10代が15%、20~30代が34%、40~50代が31%、60代以上が10%だった。

 感染が判明した180名のうち、ワクチン未接種の人は57名、1回目の接種を済ませていた人が8名、2回の接種を完了していた人が9名、残りの106名については確認を急いでいる。

 あ、お湯が沸いた。熱いミルクティーを入れる。今晩は早目に運動を済ませてしまおう。その後で、もう1本、ブログを書く。

追伸:全国的な感染の急拡大が続く中、各地で医療提供体制の逼迫が深刻化している。多くの都道府県で病床稼働率が限界に近づきつつある状況を受けて、「臨時医療施設」(いわゆる野戦病院)が注目を集めている。簡単に言うと、体育館など病院以外のスペースに病床を設置し、入院医療を提供するという考え方だ。

 誤解のないように言っておくが、これは「最後の手段」だ。知事としては、こうした野戦病院的な施設を作らざる得なくなるような「ある種の医療崩壊状態」を避けるために、全力を尽くさねばならないと考えている。

 臨時医療施設を設置する狙いは、1ヶ所に多数の病床を集中的に配備することで、大勢の患者に対して効率的な医療を提供することだ。一見、最もらしく聞こえるが、実はそんなに単純な話ではない。

 そりゃあ、そうだろう。単に場所を確保したとしても、医療スタッフを確保出来なければ機能しない。その他にも、数々のデメリットがある。

 この件については、明日の定例会見で細かく説明する。県民の皆さんに正確な事実を把握して欲しいからだ。