2021年8月25日

 

 15時過ぎ。9月補正予算案に関する関係部局との協議を終え、知事室に帰還。次の日程まで、少し時間がある。何とか本日最初のブログが書けそうだ。

 先ずは新型コロナの最新状況から。本日の県内新規感染者は254名。久々に先週の水曜日(314名)を下回った。何しろ、昨日まで13日連続で曜日の最多記録を更新し続けていたのだ。

 ただし、これでピークに達したとは判断出来ない。明日は、再び300人に戻る可能性もある。情勢を見極めつつ、冷静かつ迅速に対応していく。

 254名の内訳は、最多の太田地区が80名、館林地区が46名、伊勢崎地区が44名。前橋市が33名。高崎市が26名、渋川地区、富岡地区、桐生地区が各5名、藤岡地区、吾妻地区が各3名、県外が2名、安中地区が1名、確認中が1名。

 感染経路不明の割合は6割。新たな変異株感染は105名。累計では1,592名となった。

 年代別に見ると、10歳未満が10%、10代が20%、20〜30代が36%、40〜50代が27%、60代以上が8%だ。

 陽性者254名のうち、ワクチン未接種の人が48名、1回目のワクチン接種を終えていた人が7名、2回接種済みの人が2名、残りの197名は確認中とのこと。今回も2回のワクチン接種を完了した人の感染率は5%以下。ワクチン接種の効果を改めて痛感した。

 さて、今日の最初の日程は、午前10時から庁議だった。冒頭30分間、久々に政治家としての言霊を放った。オンライン街頭演説(?)の終了後、数名の部長が手を叩いている映像が目に入って来た。知事の思いは、きっと幹部の人たちに届いたと信じている。

 

午前11時15分。県内保健所長との10回目の意見交換会。最初に、知事として、次の2つのことをお願いした。1つは、積極的疫学調査(感染源の追跡)を諦めずに続けてもらうこと、もう1つは、PCR検査の拡充を図ってもらうことだ。

 

 予想していたとおり、保健所スタッフの努力も限界に近づきつつある。引き続き、人事も含めた可能な限りのサポートを検討したい。

 13時からは、9月補正予算等に関する関係部局との協議。冒頭、マスコミによる頭撮りの取材が入った。記者の囲み取材にも応じた。その後は、各部局から示された事業案について、真剣な議論が交わされた。少し厳しい注文もしたが、予算編成こそ、県庁も最も重要な仕事だ。関係部局の皆さん、よろしくお願いします!

 あ、そろそろ次の面会が始まる。この続きは次回のブログで。

     <昨晩、群馬テレビの「ニュースeye8」に生出演>

 

<武藤健康福祉部長から9月補正予算案重点施策の説明を聴取>