2021年8月23日

 夕方。高崎の自宅からのブログ。

 本日はテレワークの月曜日。午前中から関係部局とのオンライン会議が続いた。県立病院の未来を考える有識者懇談会の議論の現状、群馬県避難ビジョンの推進、県育成品種の名称、ぐんま快疎化リーディングプラン(仮称)の策定、県功労者表彰候補の選考、9月補正予算案の内容等について、真剣な議論が続いた。気がつくと、15時30分。

 そこからも電話や打ち合わせ。ようやくブログを書く時間が出来た。(ふう)

 今日の県内の新規感染者数は151人。昨日(303人)より減少したものの、月曜日としては過去最多だ。12日連続、各曜日の最高を更新していることになる。

 直近1週間の感染者数は、1950人。10万人あたりに直すと、100.4人となり、遂に100人を超えた。

 昨夕段階の療養者数(入院+調整中)は、2519人。県民の780人に1人が新型コロナに感染しているという状況だ。ちなみに東京都は、300人に1人の計算だ。

 末尾に添付したグラフを見て欲しい。前週差7日平均は105人となっており、感染者数の増加の勢いが止まっていなことが分かる。

 それでも、県民への新型コロナワクチン接種に関しては、進撃が続いている。全人口に対する1回目のワクチン接種率は、山口県、熊本県、和歌山県に次いで全国4位まで上昇。首都圏では、トップを独走中だ。県庁担当部局職員の懸命の努力と県内医療関係者等の方々のご協力により、モデルナ製ワクチンを活用している2つの県営接種センターが、フル稼働(90%以上)していることが大きい。

 

 過去のブログでも指摘したが、全国の大規模ワクチン接種センターの中で(恐らく)「最も成功している接種拠点」だ。知事の予想だと、この順位(接種率)は更に上がるはずだ。

 それはそうと、月曜日最多となった感染者151名の内訳を記しておく。最多の太田地区が45名、伊勢崎地区が33名、高崎市が18名、前橋市が15名、館林地区が12名、桐生地区が11名、富岡地区が4名、安中地区、吾妻地区、利根沼田地区、県外が各3名、藤岡地区が1名。

 感染経路不明の割合は約6割。変異株(デルタ株)による感染も新たに10名。累計は1,319名となった。

 陽性者を年代別に見ると、10歳未満が6%、10代が15%、20~30代が47%、40~50代が27%、60代以上が5%だった。

 感染した151名のうち、ワクチン未接種の人が73名、1回目を接種を終えていた人が8名、2回の接種を済ませていた人が2名。残りの68名については確認中だ。今日のデータ分析でも、2回の接種を完了した人の感染率は2%以下に過ぎない。改めて、こう確信した。

 「県民の7、8割に2回のワクチン接種が出来れば、今の感染拡大は必ず抑えられる。何があろうと、ワクチン接種の加速化を止めてはならない!」と。