2021年8月16日

 午前11時過ぎ。今日はテレワークの月曜日。朝から活動している。14時から関係部局とのオンライン協議がある。豚熱の防疫作業の現状、今後の対策等についても議論する。

 先ほど、各都道府県のワクチン接種率に関する最新状況をチェックしてみた。65歳以上の高齢者に関しては、すでに全国の88、1%の人が1回目の接種を、83、4%の人が2回目の接種を終えている。ここまで来ると、高齢者への接種率を気にする必要は無くなったと言っていい。

 ちなみに、群馬県における高齢者(65歳以上)の接種率は、1回目が89、85%、2回目が86、51%となっている。前述したように、この数値を他の都道府県と比較することは、ほとんど意味がない。が、僅かの差とはいえ、高齢者の接種率についても、群馬県は(人口と経済規模の大きい)首都圏で、トップに立っていることが分かった。

 今、重要なのは、「全人口に対する接種率をどう上げていくか?」だ。これについても、群馬県は(かなりの差で)首都圏の先頭を走っている。現時点での第1回目の接種率は、全国で6位。この数字は更に上昇すると見ている。しかも、群馬県より接種率の高い5県は、いずれも、群馬より人口の少ない県だ。

 そう考えると、首都圏(関東地域)で最も高い接種率を維持していることには、大きな意味がある。過去のブログにも書いたが、ワクチン接種に関して、群馬県は「かなり奮闘している」と考えている。このことは、どこかで必ず「大きく効いて来る」と信じている。

 さて、過去のブログでも、メディアの世論調査に関する感想を書いた。「菅総理(総理官邸)は、NHKの調査結果だけ気にしていればいい。NHKの数字が、国会議員時代からの自分の体感に一番近い(=最も現実を正確に反映している)と感じているからだ」と。

 そのNHKの最新世論調査(8月10日に公表)で、菅内閣の支持率が29%(過去最低)に低下。不支持率も52%(過去最高)まで増えた。NHKの世論調査で、内閣支持率が3割を切るのは、2012年の自民党による政権奪還以降では、初めてのことだ。ここは、政府与党としても「真剣に受け止めるべき」だと思う。

 が、それでも、菅総理の決断力と実行力に期待している。引き続き、菅内閣を応援したい。逆境にあるからこそ、菅総理にも、河野大臣にも、西村大臣にも、頑張って欲しいと思わずにはいられない。

 なぜ、そう思うのかは、改めて書く。が、最終的に、国と国民を守れるのは、政府だけだ。もちろん、都道府県も力を合わせて、コロナ危機に立ち向かっていく。

 様々な批判はあったが、今回、東京五輪を開催したことは「正しかった」と確信している。未曾有の危機の中で、あらゆる困難を乗り越えて実現させたコロナ禍のオリンピックだもの。きっと、後世の歴史が評価するはずだ。

 菅総理、河野大臣、閣僚の皆さん、眠れない日々が続いていることと思いますが、新型コロナ危機を克服し、内閣として掲げた志を果たすまで、何としても踏ん張ってください!微力ではありますが、群馬県から、しっかり応援し続けます!

 国民が厳しく評価しているのは、新型コロナ対策の実績だ。感染拡大さえ食い止めることが出来れば、必ず国民の支持は戻って来る。

追伸:同じNHKの調査で、各政党の最新の支持率も公表された。結果は以下のとおり。

自民党:33、4%
立憲民主党:6、4%
公明党:3、7%
日本維新の会:1、7%
共産党:3、3%
国民民主党:0、8%
社民党:0、5%
れいわ新撰組:0、2%
支持政党無し:42、8%

 この数字も毎回、自らの政治家としての体感と一致する。「特に支持する政党はない」と答えている人が4割以上いることは、常に頭に置いておく必要がある。