2021年8月14日:パート3

 23時過ぎ。30分、運動していい汗をかいた。体脂肪は、ようやく16%台まで回復。目標の15%台まで、あと少しだな。(ふう)

 新型コロナから県民を守るため、群馬県職員がいかに頑張っているか?どれほど優秀なのかは、他県に先駆けて立ち上げた2つの県営ワクチン接種センターの実績を見れば、一目瞭然だ。

 他の都道府県の大規模会場の接種能力や稼働状況を調べてみたが、恐らく群馬のセンターが最も成功している例だと言っていい。いや、知事としては、「全国の大規模ワクチン接種会場の中では、(いろいろな意味で)群馬県のワクチン接種センターがNo. 1だ」と確信している。

 上記の知事説を証明するために、一昨日(12日)の定例会見でも報告した県営ワクチン接種センターの最新稼働状況を示したい。ブログの末尾に添付したスライドを見て欲しい。
 
 8月11日(水)までの接種人数の累計は、県央ワクチン接種センターが263、9823人、東毛ワクチン接種センターが70、452人、両センター合わせて334、407人となった。直近1週間の1日当たりの接種人数は、県央が約8、500人、東毛が約1、500人、両センター合わせて10、142人となっている。

 ちなみに、職域接種に県央センターを活用してもらう「群馬モデル」での接種実績は、20、624人。2つの県営センターを合わせた稼働率は93、3%。ここまでは、順調に稼働している。

 先々週の記者会見でも言及していた「接種能力の増強」に関しても説明する。県央ワクチン接種センターでは、接種ブースにおける医療人材の増員等を行った結果、8月7日(土)に、職域接種として使用する「群馬モデル」の接種数を合わせた1日あたりの接種実績が、初めて目標としていた10、000人を超えた。

 東毛接種センターに関しては、隣接する体育館の新規運用を通じた接種能力の増強を進めている。8月8日(日)の接種実績は1、890人。県央と合わせると12、274人となり、過去最多となった。

 今後も、知事として掲げた「11月末までに、希望する全ての県民へのワクチン接種を終える」という目標を1日でも前倒しできるよう、全力で取り組んでいく。

 なお、ワクチン接種に関しては、先月29日(木)、政府分科会の尾身会長が、「感染力の強いデルタ株を考慮すれば、国民の接種率が70%に達しても、集団免疫は獲得出来ない可能性が高い」という主旨の発言をされた。「接種が何%まで進めば、集団免疫が獲得できるのかと明言するのは難しいが、接種率を上げる努力はしていく必要がある」とも指摘している。

 前述した尾身会長の発言にもあるように、「とにかく接種率を上げる」ことが、コロナとの闘いを終わらせる、ただ一つの方法だという構図は変わらないと考えている。

 繰り返しになるが、改めて県民の方々にお願いしたい。皆さん、ぜひとも、積極的なワクチン接種のご検討をお願いします!