2021年8月13日;パート2

 22時過ぎ。高崎の自宅からのブログ。

 前回のブログでも触れたが、本日の新型コロナ新規感染者は252名。過去最高だった。直近1週間の感染者数も過去最高の1,083名を記録した。ブログに添付したグラフを見ると、前週差7日平均は、大きく反転上昇している。想定していた最悪の状況(1日あたり100名の感染者が続く)を2、5倍も超過している。極めて厳しい状態だ。

 陽性が確認された252名の内訳は、伊勢崎地区と太田地区が最多の各42名、前橋市と館林地区が各40名、高崎市が39名、桐生地区が12名、渋川地区と安中地区が各10名、県外が6名、富岡地区が5名、利根沼田地区が4名、藤岡地区と吾妻地区が各1名。

 感染経路不明の割合は5割。新たに103名のデルタ株感染が判明し、累計で689名となった。年代別の感染者は、20歳未満は26%、20〜30代が40%、40~50代は28%、60代以上は6%だった。

 252名の陽性者のうち、ワクチン未接種の人は144名、1回目のワクチン接種を終えた人が15名、2回の接種を済ませていた人が6名だった。残りの87名は確認中とのこと。

 今日の数値も、「2回のワクチン接種を終えている人は、95%(?)の確率で発症を防げる」という分析を立証している。ちなみに、群馬県の1回目のワクチン接種率は、首都圏では不動の1位(全国では8位)を維持している。他の都道府県と比較すると、7〜13%くらい先行しているのだ。

 にもかかわらず、感染の急増に歯止めがかからない。この増え方は、一体、何なのだろうか?!8日に始まった「まん延防止等重点措置」も5日目に入った。そろそろ効果が出てもいい頃なのだが…???

 それでも、粘り強く戦い続けるしかない。2つの県営ワクチン接種センターの接種能力を強化し、市町村とも連携しつつ、県民へのワクチン接種を加速させていく。2回のワクチン接種率を高めていければ、どこかで必ず「大きく情勢が変わる」場面がやって来るはずだ。

 あ、お湯が沸いた。この続きは、熱いミルクティーを飲んだ後で。

追伸:桐生市内の農場で行われている豚熱の防疫作業は、全体としては(小さなトラブルはあるものの)順調に進んでいるとの報告を受けた。本日15時時点の飼養豚の処分頭数は3,778頭。進捗率は7割(69、4%)に達している。現場で作業に携わっている全ての関係者の努力に、心から感謝を申し上げたい。皆さん、今日もお疲れ様です。