2021年8月10日

 15時過ぎ。今日も朝からテレワーク状態。何かあればすぐに動ける態勢だ。先ほど、首席補佐官、秘書課長と電話で話をした。

 午前中に、高崎駅周辺を視察。人流は明らかに減っている気がしたが、外に出ているのは、20〜30代の人たちが、圧倒的に多い。やはり、最も活動的な世代なのだ。この年齢層の人たちの間でワクチン接種率が高まれば、必ず第5波を抑えられる。そう確信した。

 さて、本日、県内で確認された新型コロナの新規感染者は102名。数値が低くなる傾向のある昨日(月曜日)の91名よりは増えたが、先週の火曜日(146名)より減少した。楽観は禁物だが、少し感染拡大のペースが下がっている(第5波がピークアウトしつつある?)感触だ。

 102名の内訳は、桐生地区が29名、太田地区が15名、館林地区が13名、高崎市が11名、前橋市が10名、県外が9名、伊勢崎地区が5名、渋川地区と富岡地区が各4名、安中地区と藤岡地区が各1名。

 感染経路不明の割合は(少し下がって)4割。某地区で新規クラスター発生の疑いがある。年代別で分析すると、20歳未満が11%。20〜30代が41%、40〜50代が41%、60代以上が7%(6名)だった。

 陽性者102名のうち、ワクチン未接種が44名。1回目のワクチンを接種していた人が34名、2回のワクチン接種を済ませていた人は0人だった。残り24名は確認中だ。

 「あれ?今日は、陽性者の中で、1回目のワクチン接種を完了していた人の割合がやけに高いな。」そう思って、健康福祉部に状況を確認してみた。その結果、1回目の接種を受けながら陽性になったほとんどの人たちが、接種後、1週間しか経っていない(まだ免疫が出来ていない)状態だったことが分かった。ワクチンの有効性は、全く変わっていないということだ。

 夕方。角田農政部長と連絡を取り、豚熱の防疫作業の現状を確認する。