2021年8月7日

 14時過ぎ。高崎の自宅からのブログ。

 今日も朝から活動している。思ったとおり、3連休も全く気を抜けない状況だ。が、県民を守るために、知事になった。睡眠時間と熱いミルクティーさえ確保出来れば、全力疾走を続けられる。同志である県職員全員と力を合わせれば、どんな難局も乗り越えていけると信じている。

 本日、県内で判明した新規感染者は182名。昨日(120名)まで2日連続で減少していたものの、今日は再び再上昇すると覚悟していた。今のところ、減少傾向に転じる要素が見当たらないからだ。

 182名の陽性者の内訳は、伊勢崎地区40名、高崎市32名、前橋市29名、館林地区24名、太田地区23名、桐生地区18名、渋川地区と県外が各5名、富岡地区が3名、安中地区が2名、藤岡地区が1名。全体としては、東毛地域(群馬県東部)が多い。

 感染経路不明は5割。デルタ株感染も新たに40名。累計は475名となった。

 年代別で見ると、20歳未満が19%、20~30代が42%、40~50代が31%、60代以上が9%だった。

 182名のうち、ワクチン未接種が人は99名、1回目の接種を終えていた人が11名、2回の接種を完了していた人が2名いたとのこと。残りの70名は確認中だ。

 深刻なのは、最新の病床稼働率が63%まで上がっていること。少し前まで10%以下だったのに!この跳ね上がり方は異常だ。この「今まで経験したことのないレベルの感染(第5波)」に見舞われている大きな要因が、変異株(デルタ株)の急増にあることは明白だ。

 ブログの末尾に添付した「8月1日までの変異株の感染状況」を週単位でまとめたグラフを見て欲しい。折れ線グラフがデルタ株の検出割合を、棒グラフが全陽性者数を示している。

 このグラフで分かるように、7月下旬からデルタ株の検出割合が急上昇し、先週分で8割を超えた。デルタ株の割合が上昇するのに伴って、陽性者数も急増していることが分かる。

 8月8日(日)からは、まん延防止等重点措置の適用が始まる。県民へのワクチン接種加速化を図るための努力も懸命に続けている。ここは、何とか耐え抜くしかない!