2021年8月3日:パート3

 20時過ぎ。高崎の自宅にいる。テレビでオリンピックの生中継を見ながら、パソコンのキーボードを叩いている。男子サッカーの準決勝と、卓球女子団体の準決勝が同じ時間に行われている。時々、チャンネルを変えながら、本日3本目のブログを書く。

 16時からの臨時記者会見で、新規感染者の最新の推移を説明した。

 直近1週間の新規感染者数は、本日の新規感染者数148人を含め、707人に達した。これは、第4波のピークだった5月上旬に記録した630人を大幅に超える数字だ。1週間の新規感染者数としても、過去最多となっている。

 先々週の65人と比べると10倍以上の増加。感染拡大のペースがいかに急激なのかが、よく分かる。

 会見で報告した時短要請の内容に関しても、記しておく。当然のことながら、営業時間短縮要請を行うためには、議会での予算の議決が前提となる。今週6日(金)に、臨時議会を招集したい。議会でも十分に説明し、議決を得た上で、時短要請を実施することになる。

 要請エリアは、県内全域。期間は、7日(土)から20日(金)までの2週間を考えている。

 要請対象の業種は、「飲食店全般」とした。これまでの県独自の時短要請では、接待を伴う飲食店、酒類を提供する飲食店、及びカラオケ店の3業種としていた。が、飲酒を伴わない会食等による感染事例が増えていることも踏まえ、今回は、より幅広い業種を対象とさせていただくこととした。

 自粛要請を行う時間帯は、20時から午前5時まで。酒類の提供は19時までとする。
ちなみに、要請の対象事業者であっても、本県独自の認定制度である「ストップコロナ!対策認定制度」の認定店については、引き続き、適切な感染防止対策を徹底することで、20時以降も営業することが可能だ。この点も、過去の時短要請と変わらない。

 ただし、認定店であっても、「接待を伴う飲食店」については、時短を要請する。県内及び全国的にも、多くのクラスターが発生している事実があるからだ。

 今回の要請にご協力いただいた場合の協力金の中身について触れる。各店舗の売上高により、中小企業に対しては、1日あたり2万5千円から7万5千円、大企業に対しては、最大20万円を支給する方針だ。

 支給の条件は、(1)業界ごとの感染拡大防止のためのガイドラインを遵守していること(2)原則として対象期間を通して、営業時間短縮に協力いただくこと(3)普段から20時以降に営業されているの3つだ。

 あ、お湯が沸いた。熱いミルクティーを飲む。この続きは次回のブログで。