2021年7月29日

 13時過ぎ。知事室にいる。先ほど、32階のカフェ「YAMATOYA COFFEE32」で、分身ロボット「Orihime」(オリヒメ)に会って来た。北海道在住の障害者の方(女性)と言葉を交わした。

 Orihimeを通じたコミュニケーションの臨場感に感動。群馬県が目指す「誰1人、取り残さない社会」の象徴みたいな空間だと感じた。

 同じフロアの官民共創スペース「NETSUGEN」では、岡田デジタル推進監によるDX(デジタル・トランスフォーメーション)のセッションも始まっていた。32階をこれだけ活用してもらえれば、整備した甲斐があるというものだ。

 本日は午前10時から新型コロナ感染症対策本部。県内の感染現状を分析し、警戒度を含む新たな方針を決定した。新型コロナ感染予防対策の啓発やワクチン接種に関して、若者世代への働きかけが重要であることも再確認した。15時からの定例会見で発表する。

追伸:本日、県内で確認された新型コロナ感染者は103名。予想どおり、100名を超えた。陽性者の内訳は、高崎市が24名、前橋市が22名、太田地区が18名、館林地区が16名、伊勢崎地区が11名、桐生地区が5名、藤岡地区が2名、渋川地区、安中地区、県外が各1名だった。

 感染経路不明が5割。変異株(デルタ株)による感染は、新たに3名が判明。累計で92名となった。年代別で見ると、20代未満が15%、20〜30代が52%、40〜50代が27%、60代以上が6%(7名)という結果だった。

 感染者のうち、ワクチン未接種の人は73名。うち1回目の接種を終えていた人が7名、2回の接種を済ませていた人が1名。22名は確認中とのこと。何れにせよ、9割近くが未接種だった可能性が高い。

 昨日時点で、県の全人口に対する1回目のワクチン接種率は43、66%。全国で9位。ようやく10番以内に入って来た。この数字は、更に上がっていくはずだ。

         <分身ロボットの可愛さにも感銘>

 

<NETSUGENでのセッション風景>