2021年7月26日:パート2

 18時過ぎ。オリンピックの生中継を見ながら、本日2本目のブログを書く。

 先ずは新型コロナの感染状況。本日、県内で判明した新規感染者は26名。PCR検査数が減る傾向のある月曜日にしては高い数値だ。2日連続の20名超えとなった。

 今日の数字を含む直近1週間の感染者数は171人。1日平均だと24、4人となった。

 感染者の内訳は、前橋市が7名、高崎市が4名、桐生地区、館林地区が各3名、渋川地区と県外が各2名、安中地区、富岡地区、利根沼田地区が、それぞれ1名だった。

 感染経路不明は6割。60代以上の陽性者は2人だった。

 重要なのは、ワクチン接種に関するデータだ。これまでの調査によると、(26人のうち)未接種が11名。1回目の接種を終えていた人が6人、2回の接種を済ませていた人が1人いた。残りの8名の方については確認中だ。

 1回目の接種の後も、(免疫が形成される)2週間は、感染リスクの高い状況が続く。同様に、2回目のワクチンを打った後も、95%近い感染防止効果が出るまでに、2週間かかると言われている。ワクチンを接種した方々の細かい状況もチェックする必要がある。重症化率との関連を分析することも大事だ。

 何れにせよ、県全体の人口の4割が1回目の接種を完了している。この数値が5割に達すれば、必ず情勢は変わって来るはずだ。この段階で踏ん張ることが出来れば、きっと光が見えて来る。そう信じている。頑張れ、群馬県!

 さて、ここからは前回のブログの続き。知事として、「地元国会議員との関係をどう見ているか?」について記す。

 今から2年前、知事選挙に立候補した。群馬県知事選史上最多得票で初当選した。知事選で発表した公約(政策集)の中で、知事によるトップセールスの推進を掲げた。「知事のトップセールスには、様々な形がある。知事が先頭に立って、中央政府や与党に働きかけることも、重要なトップセールスの柱の1つだ」と強調した。

 選挙戦最終日の各地の決起大会でも、こう訴えた。

 「皆さん、私が知事になったら、政府や与党の首脳に、直接、群馬県の声を届けることが出来ます。必要な時は、知事自らが、総理や大臣、与党幹部に会えるということです。誰の助けを借りる必要もありません。」

 「20年以上、国会議員をやり、閣僚や党幹部も経験した私だからこそ、出来ることです。これは、他の都道府県の知事にはない強みだと思っています。ぜひ、私に知事として、故郷のために働くチャンスをください!必ず、そのことを証明してみせます。」

 事実、知事に就任してからの2年間、総理はもちろんのこと、数多くの現役閣僚と面会した。与党の最高幹部にも会いに行った。過去、最初の2年で、これだけの数の現職大臣と協議を行った知事は、恐らくいないのではないか?

 しかも、無駄な(儀礼的な)ミーティングは、ただの1つも無かった。例えば、総理官邸で行われた安倍総理と江藤拓農水大臣(当時)との会談は、群馬県の豚熱対策に大きく貢献した。

 菅官房長官(当時)には、様々な問題(災害対策や豚熱対応等)で助けてもらった。河野大臣との信頼関係や、西村大臣との友情が無かったら、県独自の新型コロナ対策をここまで進めて来ることは出来なかったと思う。

 あ、携帯電話が鳴っている。この続きは次回のブログで。