2021年7月22日
朝。大きく深呼吸をしてから、パソコンの前に座った。ルイボスティーを飲みながら、本日最初のブログを書く。
お陰様で、県内2ヶ所に設置した新型コロナワクチン接種センターは、ここまで順調に機能している。接種のために訪れた県民の皆さんのご意見も伺いながら、日々、改善に努めているが、全体として高評価を頂いているのは嬉しい。
特に、県央ワクチン接種センター(高崎市内のGメッセ群馬)は、評判がいい。連日、支持者の方々から、「とても快適だった」「スタッフが親切だった」等の声が届いている。先日も、この施設でワクチンを打った支持者の方が、こう話していた。
「知事、Gメッセの接種センターは、評判が良いよ。オレも1回目の接種を受けて来たけど、とってもスムーズだった。」
全国最大規模(1万m2)の接種会場を立ち上げるために、全員で知恵を絞り、必死の努力を積み重ねて来た。健康福祉部、特にワクチン接種推進局を含む関係部局の努力は、並大抵のものではない、
例えば、Gメッセ群馬の活用を決めた後、開催予定だった複数のイベントをキャンセルせざる得なくなった。現場で調整にあたってもらった産業経済部は、本当に大変だったと思う。が、「広い展示会場全体を確保する」という決断は、正しかったと確信している。
結果として、こんなに多くの県民の方々に「使いやすい」「対応が丁寧だ」と褒めていただいている。ここまで、全員で頑張って来た甲斐があった。同志である職員の人たちも、きっと同じ気持ちだろう。
その県央ワクチン接種センターは、6月17日に1ブース体制で始動した。以来、順次、規模を拡大して来ている。7月17日からは、展示ホール全体を使った段階(6ブースのフル稼働状態)に移行した。
6ブースの稼働により、1日7千回以上の接種が可能となる。7月末までには、1万回に到達する見込みだ。前回のブログで触れたように、そこから更なる増加を目指していく。
35人の市町村長には、(引き続き)全力でワクチン接種を進めていただいている。ご存知のとおり、住民により身近な市町村での接種では、ファイザー製のワクチンが使用されている。が、今後、ファイザーの供給がピーク時の6割程度になることを受け、予約が取りづらくなっている地域もあるようだ。
他方、モデルナ製のワクチンを使用している県央センターに関しては、供給が不足する心配はない。東毛センターと合わせて、既に90万回(45万人分)のワクチンを確保しているからだ。今後も、スムーズに接種を続けられる。
全体として予約も好調ではあるものの、平日の予約率は9割前後。まだ空きがある。県民のために、せっかくこれだけの施設を整備したのだ。出来る限りフル活用していただきたいと考えている。
まだワクチン接種を受けていない県民の皆さん、もし高崎まで足を運ぶことに問題がないようなら、ぜひとも、県央センターでの接種をご検討ください。そのことが、(結果として)かかりつけ医や、身近なところでしか接種が出来ない住民の方々を助けることにも繋がります。
他の都道府県の大規模ワクチン接種会場を視察したわけではない。が、報道の映像や、様々な情報から考えて、群馬県の県央接種センターは、恐らく全国で最も機能的かつ快適な大規模接種施設だ。改めて、情報を集めてみよう。
最後に、県央ワクチン接種センター(Gメッセ群馬)で接種を受けることのメリットを整理しておく。
(1)会場が広いため、密になりにくい。
(2)スタッフの案内が丁寧で、動線もスムーズ。初めて訪れた方でも、安心して接種を受けられる。
(3)すべての場所で空調が効いているので快適。
(4)万が一、アナフィラキシーショックなどの体調不良が起きたとしても、前橋赤十字病院から、急変対応できる医師が毎日派遣され、常駐している。
(5)LINEを通じた予約が、分かりやすい。2回目も自動で4週間後の同じ曜日、同じ時間が予約される。2回目の心配をする必要がない。
(6)予約の操作を行う日の翌日から7日先まで予約が可能。日付が変わると(夜中の零時に)1日分新しい予約枠が追加される仕組みになっている。
(7)予約のキャンセルが出たり、エッセンシャルワーカー枠に余りが出た場合には、予約枠が追加となる。
追伸:ぜひ見て欲しい県央センターに関する2本の動画
<センターの案内>
<予約方法>
https://youtu.be/wfHsPQgCjjY