2021年7月14日:パート2

 21時過ぎ。熱いミルクティーを飲みながら、本日2本目のブログを書き始めた。

 この2日間、珍しく体調が万全でなかったこともあり、まともな食事をしていなかった。が、今晩は、鍋に入れておいた「群馬のうどん」を温め、ゆっくり味わって食べた。

 身体の芯から温まった。一気に生命力が高まった気がした。「なるほど、うどんって、こんなに美味しいものだったんだな」と思った。

 夕方の新型コロナウイルス関係部局長会議では、県内の新型コロナの現状や傾向を分析した。感染状況は落ち着いているものの、小さなリバウンドに直面していることは事実だ。加えて、東京に4度目の緊急事態宣言が適用されている。群馬県は首都圏に位置しているのだ。まだ安心出来るような状態ではない。

 続けて、県営ワクチン接種センターに関する協議も行なった。県央と東毛の2つのセンターは、順調に稼働を続けている。が、それでも、新型コロナから県民を守るためのワクチン接種を「更に加速する方策」を編み出すために、真剣な議論を重ねて来た。必死に知恵を絞った結果、何とか、思い描く体制を整えられる見込みが出て来た。

 第4波を抑える(=県民を守る)ために、日々、懸命の努力を続けてくれている関係部局の人たちに、知事として、心から感謝している。まだ超えるべきハードルはあるものの、全員で力を合わせれば、きっと乗り越えていけるはずだ。ワクチン接種推進局の人員も増強することになるだろう。

 群馬県の新型コロナ対策を牽引するのは、知事の個人的なパフォーマンスではない。県庁全体(職員全員)の総合力だ。実は、ここが群馬県の最大の強みだと考えている。

 少なくとも1回の接種を受けた人が、県民の50%に到達すれば、必ず状況は変わる。さらに言うと、県民の半数が2回の接種を終えることが出来れば、経済活動の再開も容易になる。

 繰り返すが、今、知事として最優先すべきは、接種を望む全ての県民の方々に、1日も早く2回のワクチンを打ってもらうことだ。そのためには、市町村との協力も欠かせない。

 明日の定例会見では、新型コロナ対策に関する県の新たな方針等を発表する。新規感染者数の動向とワクチン接種率の関連についても、これまでに分かったことを説明する。先週の会見で発表を見送った「都道府県魅力度ランキング」の問題点も解説する予定だ。

 さあ、運動の時間だ。まだ頭痛がするので、激しいエクササイズはしない。ランニングマシンで軽く走ることにしよう。