2021年7月9日

 20時過ぎ。今日も忙しい1日。やっとブログを書く時間が出来た。(ふう)

 17時30分過ぎから、新型コロナワクチン接種に関する関係部局との協議。過去のブログでも触れたが、県営ワクチン接種センターの運営に関しても、ワクチン接種の加速化についても、関係部局は懸命の努力を続けてくれている。(感謝)

 ここ数日、県営のワクチン接種センターで接種を受けたという様々な人たちからの声が、次々に耳に入って来る。「とてもスムーズだった」「スタッフが親切だった」という評価がほとんどだ。先日も、県央センターにおける接種作業に携わっていただいた医療関係者から、「会場が広くて、導線が円滑だ」という意見を頂戴した。

 実際、県内の2つの県営センター(大規模接種会場)は、稼働率やオペレーションの効率性等から見て、他県の同様の施設に比べても、かなり効果的に機能していると思う。

 何度も言うが、知事として、県庁の皆が全力を注いでくれていることは、十分、理解している。そのことを評価しているし、感謝もしている。が、それを分かった上で、「稼働率を更に加速させる」ための、あらゆる知恵を絞っていかねばならない。

 今夕の会議でも、こうお願いした。

 「ここのところ、県内の感染状況は落ち着いている。でも、全く油断出来ない。全体としてはまだ低いレベルとはいえ、ここ数週間、感染者増加の兆候が見える。ご存知のとおり、群馬県は、どうしても、4度目の緊急事態宣言が適用されたばかりの東京都の影響を受ける。県境を接する埼玉県の情勢も要注意だ。その東京と埼玉の今の情勢を考えると、このまま県内で1桁の感染者数を維持していくのは難しい気がする。」

 「第2波から第3波への流れを振り返ると、いつ感染のリバウンドが起きてもおかしくない時期だ。場合によると、来週から県内の感染者数が、栃木県や茨城県と同等のレベルまで上昇する可能性もある。」

 「ある程度のリバウンドはやむを得ないとしても、その範囲を最小限に抑えることが肝心だ。だからこそ、ここから、県内のワクチン接種を加速させていく必要がある。その認識を共有したい。」

 「前回の協議でも言ったように、各部局がギリギリ頑張ってくれていることは、十分、承知の上だ。が、ここからが本当の正念場だ。県民を守るために、ぜひ皆さんの力を貸して欲しい!」

 さあ、少し遅めの夕食を準備しないと。この続きは、次回のブログで。

      <昨晩のオードリー・タン大臣との対談は情報の宝庫>