2021年7月8日:パート2

 16時。定例会見を終え、知事室に戻って来た。

 本日の会見では、当初、知事として度々、問題点を指摘していた「都道府県魅力度ランキング」に関する詳細な分析を発表する予定だった。が、公表を来週に先送りした。肝心のポイントが詰め切れていなかったからだ。

 担当部局の努力により、説得力のある内容に仕上がりつつあった。が、だからこそ、最後まで手を抜くようなことはしたくない。この問題に関するプレゼンは、知事にとっても、県にとっても、重要な意味を持つと考えているからだ。

 え?こうやって真正面からランキングに噛み付いたことで、本年10月に発表される最新の報告書では、「群馬県が、前知事時代に経験した最下位(47位)に再び転落する可能性が高い」と(勝手に)覚悟している。

 そうなる前に、「なぜ、このランキングにクレームをつけざる得なかったのか?」を、県民の皆さんにしっかり伝えておく必要がある。

 明確で、分かりやすい主張を展開したい。このブログの視聴率は、思った以上に高い。群馬県の問題提起に共鳴(反応?)してくれる都道府県知事だって、きっといるはずだ。

 さて、前回のブログでも触れたが、本日の新規感染者は6名。新規感染者1桁は、27日連続となる。直近1週間の感染者数は29人。1日平均では4.1人。1日あたりの新規感染者数は、ここ最近、2~3人台で推移していた。今日の4、1人は、6月17日の5.3人以来の水準だ。

 ちなみに、昨夕時点の入院患者数は25人。病床稼働率は5.4%。この数値は、毎日、着実に減少しつつある。

 さあ、18時からのオードリー・タン台湾デジタル担当大臣とのオンライン対談に関する資料を、(もう少し)読んでおこう。

       <今日の数字(6名)を含む県内感染者数の推移>