2021年7月7日:パート2

 夕方。少し早めに帰宅。クールビズのジャケットを脱ぎ、パソコンの前に座った。

 本日、県内で判明した新規感染者は6名。内訳は、館林地区が4名、渋川地区と藤岡地区が、それぞれ1名。感染経路不明は3名。60代以上の陽性者は1名だった。明日からも、冷静に状況をウォッチしていく。

 さて、本日14時から、共愛学園高校と共愛学園前橋国際大学を視察。多忙な校長や学長に、ステンドグラスと広い空間を持つ中学&高校の校舎や、大学キャンパス内の斬新な施設を自ら案内していただいた。(感謝)

 加えて、高校における1人1台のタブレットを活用した英語の授業、AIを使った数学の授業等を見学した。加えて、大学での講義の様子も見せてもらった。

 なるほど、共愛学園の学習プログラムが、全国の注目を集めている理由がよく分かった。デジタル化時代の「個別最適化の教育」の実践とは、こういうものなのかと思った。目指すべき方向性は、県の教育イノベーションの目標と、ぴったり一致している。今後、共愛グループとは、(様々な面で)更に連携を強化していきたい。

 学校側との意見交換会では、群馬県が進める県立学校と県有施設での生理用品の無償提供についての協力もお願いした。そんな要請をする予定もあったことから、今回の視察には、「生理の貧困問題」に真剣に取り組んでいる2人の県議と2人の市議にも、参加してもらった。

 県と共愛学園グループとの一層の協力を進めていくために、建設的な話し合いが出来たと思う。共愛関係者の皆さん、ありがとうございました。

 群馬県内に、間違いなく時代の最先端を行く教育機関(私立学校)がある。知事として、これほど心強いことはない。これからも(引き続き)、県内の主要な私立学校に足を運ぶ。

 さあ、早めに夕食を済ませ、オードリー・タン台湾デジタル担当大臣の著書の続きを読むことにしよう。

<個々の生徒がネイティブの先生と1対1で向き合う英語の授業>


<内外から高く評価されている共愛前橋国際大学の教育プログラム>