2021年7月5日:パート2

 17時過ぎ。都内の群馬県事務所にいる。ここで夕食を済ませた後、本日最後の日程となる河野太郎ワクチン担当大臣との面会(衆議院議員宿舎)に向かう。ここまでの日程は以下のとおり。

午前10時30分〜安倍晋三前総理(衆議院議員会館事務所)
午前11時10分〜西村康稔経済再生担当大臣(内閣府大臣室)
午前11時40分〜世耕弘成参院自民党幹事長(院内幹事長室)
13時30分〜  橋本聖子東京五輪組織委員会会長(晴海トリトンスクウェア)
15時〜     丸川珠代五輪担当(女性活躍担当)大臣(内閣府大臣室)
15時30分〜  元宿仁自民党事務総長(自民党本部)

 安倍前総理には、先ず新型コロナ等に関する群馬県の近況を報告。その上で、引き続き、いろいろな面で群馬を応援してもらえるようお願いした。前総理は、ちっとも変わらない。相変わらず、人間力のオーラに包まれていた。

 過去のブログでも触れたが、総理を勇退しても、内外で引っぱりダコの状態。皆、口に出しては言わないが、ちゃんと分かっている。実は(今も)永田町で最も人望(=影響力)があるのは、この人なのだ。

 西村康稔経済再生担当大臣との面会では、冒頭、群馬県に対する「まん延防止等重点措置」(すでに解除済み)の適用を認めてもらったことについての謝意を述べた。この措置が県内の感染拡大阻止に絶大な効果をもたらしたことも(改めて)伝えた。

 併せて、西村大臣には、県のワクチン接種状況を説明すると同時に、地域経済対策を実施するタイミング等に関する意見を聞いた。とても参考になった。(感謝)

 久々に参議院内の参院自民党幹事長室を訪問。参院議員時代の同志である世耕弘成幹事長とは、積もる話があった。参院の現状や今後の政局等についても意見交換。

 それにしても、さすがは世耕さん。政策にも政局にも強く、かつ発信力も併せ持った「スーパー参院幹事長」になりつつある。このひとの最大の強みは、日々の努力を怠らず、政治家として常に進化を続けていることだ。

 橋本聖子東京五輪組織委員会会長は、参院当選同期(平成7年)の1人。今回、どうしても顔を見て、ひと言、激励したかった。過酷な日々を過ごしていることは間違いない。が、それでも面会の間は、TV画面では見せることの出来ない笑顔を見せてくれた。

 外国のオリンピック選手団としては最初に来日し、群馬県太田市で事前合宿を行っている豪州女子ソフトボールチームの状況を報告。東京五輪の準備状況や様々な課題についても話を聞いた。最後に、「群馬県は一貫して、五輪開催を支持している。大会成功のために最後まで頑張って欲しい」と伝えた。

 丸川珠代五輪担当大臣との間では、都議会議員選挙の結果も話題に上った。何を話したのかは言わない。が、丸川大臣が、今や、誰もが選挙の応援に来て欲しいと思うスター政治家の1人になっていることを再認識した。

 加えて、女性活躍分野では、群馬県庁が部長級女性職員の数で「全国のトップを走っている」という事実も、しっかりアピールしておいた。丸川大臣からは、「群馬県の防災会議のメンバーに女性を加えてもらいたい」という要請を受けた。早速、現状を確認した上で、対応したいと考えている。

 元宿仁自民党事務総長は、群馬県川場村の出身。群馬の自民党にとっては、とても頼りになる存在だ。久々に「政治の話」をした。都議会議員選挙の分析は、さすがに説得力があった。

           <安倍前総理と久々の懇談>

 

<的確なアドバイスをくれた西村大臣>

 

<日々、存在感を増す世耕参院幹事長>

         

          <重責を担う聖子さんの笑顔に安堵>

 

          <全国から応援要請が絶えない丸川大臣>