2021年7月3日

 18時過ぎ。高崎の自宅からのブログ。

 昨晩は、(久々に)十分な睡眠を確保した。本日は終日、家で活動。ずっと見ようと思っていたニュース番組の動画をまとめて見たり、来週の木曜日(7日)にオンライン対談を行う予定のオードリー・タン台湾デジタル担当大臣関連の書籍を読んだりしていた。オードリ・タン大臣との対談については、後述する。

 13時30分。武藤健康福祉部長から電話があった。今日の新型コロナ県内感染者は6名。内訳は、太田地区と館林地区が2名、伊勢崎地区が1名。感染経路不明は5名。60代以上の陽性者はゼロだった。

 最新の新型コロナ向け病床稼働率は6、8%。第2波と第3波の間の「底」(6、0%)に近づいている。が、なぜだろう?ちっとも安心出来ない。北関東3県を除く首都圏(特に東京)での感染が再拡大の兆候を示しているからだ。

 言うまでもないことだが、群馬県知事として最優先すべきは、群馬県民を守ることだ。新型コロナ感染が収まっている間に、少しでも県内の病床稼働率を下げておきたいのは、第5波に見舞われた際に「県民の生命」を守るためだ。どの都道府県知事だって、同じ気持ちだと思う。

 さて、7月8日(木)から、群馬県台湾協会との共催による「台湾フェア in 群馬2021」を開催する。今般、この事業のメイン企画として、知事とオードリー・タン台湾デジタル担当大臣とのウェブ対談が実現することになった。
 
 ご存じの方も多いと思うが、タン大臣は、デジタルを活用した先駆的な政策作りで、世界的に注目を集めている人物だ。台湾のコロナ危機において、「マスクマップアプリ」の開発等を通じて、感染拡大の阻止に尽力したタン大臣の活躍は、あまりにも有名だ。

 今回の対談では、「デジタルが創り出す未来」をテーマに議論を交わす。新しい群馬の創造に向けて、1つでも多くのヒントをいただきたいと考えている。

 日程は、7月8日(木)の18:00から。県庁32階の官民共創スペース「NETSUGEN」からライブ配信される。

 知事との対談後は、タン大臣と群馬の若者とのトークセッションも行われる予定だ。皆さん、是非、ご視聴ください。本企画は、アーカイブでもお楽しみいただける形になっています。

 ちなみに、今回のスペシャル対談は、昨年度より開催している「湯けむりフォーラム」とのコラボレーション企画となる。

 本年度の「湯けむりフォーラム」では、様々な分野の有識者による最先端のトークセッションや、エンターテインメント中継、多様な学びにつながるレポート記事など、昨年度以上に充実したコンテンツを用意している。幅広い県民の方々の「学び」や「気づき」に繋がるような「ドキドキする情報発信」を目指したいと思う。

 詳細は随時、発表する。皆さん、ぜひ、ご期待ください。