2021年6月30日:パート2

 20時過ぎ。高崎の自宅にいる。熱いほうじ茶を飲みながら、パソコンの電源を入れた。ふうむ。やっぱり日本茶は、梅干しと相性がいい。

 県内における本日の新型コロナ新規感染者は4名。相変わらず落ち着いている。昨夕時点での病床稼働率は7、8%。重傷者も5名まで減少。依然としてリバウンドの兆候は見られない。が、東京都の情勢が心配だ。この点については、改めて書く。

 14時30分。「県立県民健康科学大学」に到着。知事として、初めて学内の設備や授業を視察した。県立県民健康科学大学では、保健医療分野の専門職である看護師、保健師及び診療放射線技師の人材養成が行われている。知事との意見交換会に参加した学生たちのレベルの高さ、真面目さにも、ちょっぴり感動した。

 この大学、実はスゴい教育機関なのだ。何しろ、(4月19日のブログでも触れたが)本年3月末に発表された令和2年度の国家試験において、上記の3つの専門職に関する「新卒者合格率100%」を達成したのだ。

 上記のブログでも触れたが、これは令和元年度に続く2年連続の快挙。この3職種の養成を行っている全国の大学の中でも、唯一の実績だ。

 看護師、保健師、診療放射線技師を目指す全国の皆さんに、改めてお伝えしたい。この分野で最高の実績を上げている大学が、群馬県内にある。志のある方は、ぜひ、県民健康科学大学への入学を目標にしてください。

 続けて、県の「衛生環境研究所」にも足を運んだ。新型コロナウイルスとの戦いに打ち勝つためには、不可欠な存在だ。

 夕方。新型コロナウイルス関係部局長会議に出席。感染の現状と今後の対応について話し合った。明日の午前中に「新型コロナ感染症対策本部会議」を招集する。会議での議論を踏まえて、新たな県の方針を決定する。決定の内容は、15時からの記者会見で発表する予定だ。

 続けて、県営のワクチン接種センター関連の協議も行なった。県央ワクチン接種センターは、着実にオペレーションを拡大しつつある。

 あ、星名県議(幹事長)に電話しないと。次回のブログに続く。

      <県民健康科学大学も群馬の誇るコンテンツだと確信>


        <安全のため厳重に管理された衛生環境研究所>