2021年6月29日

 14時。13時からの政策会議を終え、たった今、知事室に戻った。次の日程が始まる前に、急いで本日最初のブログを書く。

 午前9時30分から庁議。今回も会議の冒頭で、熱い演説を炸裂させた。約30分間、熱弁を振るった。知事にとって最も大切なのは、「勇気を出して現実を向き合い、誠意と覚悟を持って県民に真実を伝えることだ」と力説した。この話は、どこかで改めて取り上げる。

 午前10時30分。群馬大学医学部を訪問。改めて、県央ワクチン接種センターの運営に対するご支援をお願いした。

 群馬県医療の最大の拠点である群馬大学には、新型コロナ対策についても、ワクチン接種に関しても、すでに多大な貢献をいただいている。が、県央センターが稼働を加速しつつあるこの段階で、更なる協力の可能性を打診した。病院長からは、「引き続き、どんな協力が出来るかを検討します」というご返事を頂いた。(感謝)

 群馬県内の高齢者(65歳以上)に対する1回目の新型コロナワクチン接種率は、(昨日時点で)64、71%に達している。全国10位まで上昇して来た。もちろん、首都圏(関東圏)では、トップを維持している。

 何度も言うように、先ずは、接種を希望する県民の半数(県民人口の約50%)の方々に、出来るだけ早く1回目のワクチンを打ってもらうことが重要なのだ。

 高齢者接種が伸びているのは、地域の事情や環境の違う県内35の市町村が、(それぞれのやり方で)懸命の努力を積み重ねているからに他ならない。知事として、県内35人の市町村長のご尽力に、心からの敬意と感謝の意を表したい。

追伸:本日、県内で判明した新規感染者は3名。うち、経路不明が2名。60代以上の陽性者はいなかった。重症者の数も(昨日時点で)5名まで減少している。