2021年6月26日

 22時30分。熱いコーヒーを飲みながら、本日3本目のブログを書き始めた。少し前から、時々、紅茶以外の飲み物(日本茶等)も、体内に入れることにしている。

 少数の個人や特定の何かに「生殺与奪を握られないようにする」のが、山本一太の人生哲学だ。紅茶だけに依存することは避けたい。って、随分、大袈裟ですね。

 ところで、皆さんは、「ラリーチャレンジ」という競技をご存知だろうか?ラリーの魅力を伝える(ラリーファンの裾野を広げる)目的で開催される「参加者の半分が初心者」という競技のことだ。

 2016年から「TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ」と名前を変え、全国各地で、こうしたラリーイベントが開催されている。今も国内外で根強い人気を誇る漫画&アニメ「頭文字(イニシャル)D」の舞台となった群馬県渋川市は、毎年、このイベントの開催地となって来た。

 「頭文字(イニシャル)D」は、アマチュアドライバーの主人公が、公道バトルで次々と強敵を打ち破り、成長していく物語だ。渋川市では、2020年からアニメや漫画ファンを惹きつけるための「アニメツーリズム」を実践している。

 具体的には、「頭文字(イニシャル)D」の絵が描かれたマンホールを設置したり、ラッピングバスを運行させたりしている。

 残念ながら、昨年7月に開催予定だった「TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ」の渋川ラウンドは、新型コロナの影響で中止を余儀なくされた。本年は、様々な感染防止対策を講じた上で、「知る人ぞ知る」このイベントを決行する可能性もあると伺っていた。

 先週、自民党県議団の星名建市幹事長が、本大会の実行委員長と一緒に知事室に来訪。この2人から、「本年7月初めに予定されている渋川市のラリーチャレンジ大会は、十分な感染対策を実施した上で、ぜひ開催したい。知事として、この大会の開会式に出席してもらえないか?」とお願いされた。

 7月の日程をチェックしつつ、その場で快諾した。「分かりました。喜んでご挨拶させていただきます」と即答した。当初からこのイベントに携わっているという実行委員長(元渋川市職員?の方)も、星名県議と同じ県立渋川高校の先輩だった。

 渋川市は、高校3年間を過ごした思い出の場所。知事として、今後も渋川市の魅力を様々な機会にPRしていきたいと思っている。最後にこうも付け加えた。

 「昨年、高木勉市長が打ち出されたアニメツーリズムの推進は、知事としてもっと応援したいと思っています。先ずは、『頭文字(イニシャル)D』を、アニメツーリズム協会主催の「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」に認定してもらうことですね。」

 「高木市長ともっと連携して、来年度こそ、88の1つに選ばれるようにアピールしていきたいと考えています。現時点で聖地88には、館林市を舞台にした『宇宙(そら)より遠い場所』しか入っていないので。」

追伸:高木渋川市長(元副知事)と言えば、新型コロナ対策でも、とにかく対応が早い。県央ワクチン接種センターを最大限に活用する体制も、いち早く整えている。この人のスピード感と実行力には脱帽だ。そう、実はこの方も、(星名幹事長と同様に)愛する母校(渋川高校)の先輩なのだ。

      <ラリーチャレンジ大会、2019年開催時のパンプ>