2021年6月24日:パート3

 間もなく20時。熱い紅茶を飲みながら、パソコンの電源を入れた。

 明日の午後、安倍晋三前総理が来県する。前橋市内の会合に出席するとのこと。自分はこの集まりに参加出来ないが、敬愛する安倍前総理を(知事として)出迎えるために、高崎駅まで足を運ぶ。

 そりゃあ、そうだろう。安倍前首相は、今、政界で最も人望のある政治家だもの。現在も(そしてこれからも)、自分にとっては「特別な存在」なのだ。

 次回、上京する時には、必ずアポを取って、安倍前総理とお目にかかりたいと思っている。明日、久々に(ちょっとでも)顔を見られるのは嬉しい。

 さて、NHKが今晩、発表した全国の最新感染状況マップを見た。関東地域(首都圏)で「感染者ゼロ」は群馬県だけだった。この状態が続いているうちに、県全体の新型コロナワクチン接種のプロセスを、少しでも加速させたいと考えている。

 本日15時からの知事定例会見では、県央ワクチン接種センターの稼働状況と今後の展望に関して、次のように報告した。

 昨日、23日(水)までの接種人数は、警察官や保育士などのエッセンシャルワーカー枠3,377人と一般枠474人を合わせた3,851人だった。1日当たりでは770人の計算。稼働率は85、6%となっている。

 今のところ、深刻な副反応や事故の報告は受けていない。順調なスタートが切れたと思っている。

 今後の流れについて触れると、今週金曜日までは1ブースの稼働を継続。明後日26日(土)からは、ブースの数を増やし、2ブースを使った運用に移行する。

 その時点で、1日当たりの接種数は、現在の1,200人から、エッセンシャルワーカー枠1,500人、一般枠900人の計2,400人まで拡大する。

 その後も、徐々に接種数を増やす予定だ。具体的に言うと、7月5日(月)からは、3ブースによる接種を開始。そうなると、接種人数は1日4,500人まで拡大する。そこから更に1日1万人接種を目指し、(急ピッチで)体制の整備を進めていく。

 なお、一般の方々の予約に関しては、県公式LINEアカウント「群馬県デジタル窓口」で受け付けている。

 18歳以上で、かつお住まいの市町村が発行した接種券をお持ちの方であれば、年齢、職種等に関係なく、1週間先までの予約が随時、可能となる。

 これまでの状況を見ると、20代から60代まで、幅広い世代の人たちに予約をしていただいている。すでに30日(水)までの予約は埋まっている状態だ。が、7月以降の接種については、順次、予約を受け付ける。皆さん、ぜひ、この仕組みをご活用ください。