2021年6月20日

 

 間もなく16時。約1時間、高崎市内を歩き回って、少し前に帰宅した。週末の市内視察は、知事の生活の一部になっている。

 高崎駅の構内、駅周辺の大型商業施設や飲食店、ブティックの店舗等も覗いてみた。天気がいいせいもあると思うが、明らかに先週より人出が多い。ここ最近、新規感染者数が減少していることも、影響していると思う。ちょっぴり心配な反面、ホッとする気持ちもある。

 明日、全県に対する時短要請と不要不急の外出自粛措置を解除する。経済活動が再開されれば、(どんなに感染対策を徹底しようと)感染者は増える。問題は、次のリバウンドが起こる前に、どこまでワクチン接種を広げられるかだ。というか、ワクチン接種を加速化出来れば、第5波の到来自体を防げるかもしれない。

 13時30分。武藤健康福祉部長から電話。本日の県内新規感染者は4名だった。ちなみに、昨日時点における「直近1週間の10万人あたりの感染者数」だと、群馬県は全国で38位。瞬間風速とはいえ、これまで見事に感染拡大を抑えて来た隣県の長野県(34位)すら上回っている。何度も言うが、県民の皆さんのご協力のお陰だ。

 それはそうと、街の様子を観察している最中に、格闘技ファンにとって最高のニュースが飛び込んで来た。日本時間の14時頃、ラスベガスで行われたボクシングWBAスーパーバンタム級王座の防衛戦で、現王者の井上尚弥選手が、挑戦者のマイケル・ダスマリナス選手に3回TKOの勝利。ネットの映像を見たが、圧倒的な強さに感動した。ドネア戦の時より、格段に戦闘力が増している。やっぱり「努力する天才」なんだ、な。

 さあ、大事なメールを書かないと。この続きは次回のブログで。

           <昨日の全国知事会議で発言>