2021年5月24日

 夕方。少し早めに帰宅。サッと着替えて、パソコンの前に座った。

 本日、県内で判明した新規感染者は21名。月曜日は少なくなる傾向があるとはいえ、先週月曜日の数値(36名)を下回った。5週間ぶりの低い水準だ。

 内訳は、高崎市が7名、前橋市が6名。「まん延防止等重点措置」の効果をどこまで引き出せるか?今週の数字がカギになりそうだ。引き続き、冷静に対応していく。

  今日は午前9時過ぎから議会運営委員会。続けて午前10時から県議会本会議に出席した。本会議で、知事から提案説明を行った。今週の金曜日から本会議質疑が始まる。

 本会議終了後は、新しい監査委員への辞令交付。2人の県議の委員職を解き、新たに2名の委員(県議)を任命した。新しい正副議長による表敬訪問もあった。

 13時15分。県庁を出発。本日、稼働した太田市内の「東毛ワクチン接種センター」に向かった。14時からセンター内を視察。担当局長の説明を受けた。テレビカメラとペンの前で、ぶら下がり取材にも応じた。

 自衛隊が運用する東京と大阪を除けば、今日から接種を始める県は群馬、愛知、宮城の3県だけだ。マスコミ報道によると、15府県が独自の接種センターを設置する方針を表明し、17都道県が検討中とのこと。

 今回、群馬県が全国でいち早く河野大臣の呼びかけに応えて独自の接種センターの設置を決め、最も早いタイミングでモデルナ製ワクチンの接種を始められたことには、大きな意味があると考えている。

 今日から1週間は試験運用ということもあるが、比較的、スムーズにスタート出来たようだ。5月末までに「1週間で約900人」の接種を行い、6月以降は1日1000人の接種を目指していく。併せて、県央の新たな接種センターの開設準備も急がせている。

 新たに任命したワクチン接種推進局長も、最初からフル稼働の状態。現場で、会場の導線や今後の展望に関する丁寧な説明を受けた。会場は旧韮川西小学校。大久保局長は、「廃校になったばかりなので、あまり整備の必要がなかった点は、良かったです」と話していた。

 

 ここからの1週間で、センター運用のための様々な問題や課題を把握し、改善していく。このプロセスをきちっと進められれば、「1日1000人」の接種は十分、可能だという感触を得た。

 ダメだ、眠い。夕食の前に、少しだけ寝る。

        <大久保ワクチン推進局長による説明>