2021年5月21日:パート3

 間もなく23時。高崎の自宅で、パソコンを開いた。

 家の近くにある「ドッグラン」に行ってみた。思ったよりも立派な施設だ。特に大型犬用のエリアは広い。ただし、ジャーマンシェパードとか、ブラッキーくらい大きなコリー犬とか、憧れの(?)カンガールドッグなら、「ほんの4、5秒で端まで行ってしまうだろうな」と思った。

 だいいち、この種のパワフルな大型犬が、首輪をつけて散歩中に急に走り出したり、大喜びで飛びかかって来たりしたら、飼い主が転倒してしまうだろう。訓練も世話も大変だと思う。

 家の中で一緒に生活出来る小型犬もスゴく可愛い。でも、万一、家族の一員になってもらうとすると、やっぱり大きな犬種がいい。政治の仕事を引退したら(?)、生まれ故郷の草津温泉の自然の中で、「犬と一緒に暮らせる」時が来るだろうか?!

 まあ、こんなの、ささやかな願望だ。コロナが沈静化したら、知事として米国のシリコンバレーやオースティンを訪問したい。スバルが進出しているインディアナ州のホルコム知事にも会いに行く約束だ。

 ついでに言うと、ずっと行きたいと思っているキューバも視察したいし、上海の群馬県事務所にも足を運びたい。「独自の自治体外交」を展開するための様々なアイデアがあるからだ。

 心の中で願い続けていれば、きっと(どんなことも)叶う。そう信じている。何れにせよ、全ては、今の新型コロナ危機を克服してからの話だ。今は、そのことに全精力を注ぐ。

 コロナと言えば、県内の変異株の割合が急増している。4月11日までの1週間では約2割だった検出割合が、先々週は約4割、直近1週間では約6割にまで達している。

 先週の会見でも説明したが、「県内の感染は全て、感染力の強い変異株によるものである」との認識で対策を進めることが重要だと考えている。

 更に注意すべきは、隣県の栃木県で、17日(月)に、インド変異株による感染が確認されていることだ。このインド型の変異株については、「感染力が強いN501Y変異株より、最大で50%も感染力が強い」との分析もある。

 県内では、まだ感染事例は見つかっていない。が、国とも連携を密にしつつ、監視を強化していきたいと思う。

 さあ、運動の時間だ。右肩のリハビリ運動をやった後で、30分、軽く走る。