2021年5月6日:パート2

 夕方。14時30分から、知事直属の「Gアナライズ&PRチーム」のリーダー会議に出席した。たった今、知事室に帰還。机の上のミルクティーが、すっかり冷めてしまっている。

 Gアナライズ(分析)チームは、群馬県の農畜産物の魅力を分析・研究し、消費拡大に結びつけるという戦略を担う知事直属(肝煎り)の集団。4月の人事異動に伴って、チームが改編となった。新たに参加したメンバーから、(自己紹介も兼ねて)抱負を語ってもらった。今回も素晴らしい布陣だ。

 今後の活動日程や、来年度予算に組み込まれた事業の内容について議論を交わした。新型コロナの拡大状況を見極めつつ、出来ることから着手していく。Gアナライズチームの皆さん、引き続き、力を合わせて群馬の農畜産物を世界にアピールしていきましょう。

 さて、本日、群馬県内で判明した新型コロナの新規感染者は55名。高崎市が18名、伊勢崎地区が16名、前橋市が8名だ。この3地域だけて、42名の陽性者が確認されたことになる。

 感染経路不明は6割。新たなクラスターも発生している。年代別だと60代以上が18%。最多は20〜30代で44%。重症の方は5名と比較的少ないものの、病床稼働率は47、6%まで上昇した。このままのペースだと、数日中(?)に5割に届いてしまう計算だ。

 新規感染者55名でも十分、高い数字ではあるが、心配なのは明日(6日の金曜日)
からの数値だ。連休が終わって検査数が正常に戻ると、感染者が一気に増える可能性がある。全国どこでも同じ傾向だろう。東京も大阪も危ない気がする。

 5月4日(火)から全県の警戒度を「4」に引き上げた。同日から、県民の皆さんに「不要不急の外出自粛」を呼びかけている。県内全域を対象とした時短要請も、明後日(8日)から始まる。ここは、警戒度引き上げと同時に打ち出した「ピンポイントの対策」を強化しつつ、耐え抜くしかない。

 さあ、今日はもう1つ、とても重要なウェブ会議がある。