2021年5月6日
13時。知事室からのブログ。
少し前に、テイクアウトの朝食を食べ終わった。次の協議が始まる前に、急いでブログを更新する。
午前11時。知事と群馬県猟友会幹部との2度目の意見交換会に出席。猟友会側からは、会長と3人の副会長、事務局長が参加。県側からは、2人の副知事、デジタル推進監、関係部局の職員等が同席した。
猟友会の皆さんには、長年に渡り、群馬県の鳥獣被害対策にご協力を頂いている。知事として、先ず、そのことに感謝を申し上げた。今後、県の新たな豚熱(CSF)対策の柱の1つである野生イノシシ捕獲の強化を進めるためには、猟友会との連携が不可欠だ。
会議では、イノシシを捕獲するための「くくりわな」を含む対策の効果、次世代の人材(捕獲の担い手)を育てるための方策、狩猟報告のデジタル化、イノシシの生態を把握する必要性等について、熱心な議論が交わされた。なるほど、豊富な経験を持つ練達ハンターの方々の話は情報の宝庫だ。とても勉強になった。
それにしても、野生イノシシは思った以上に手強い相手だ。自分が考えていた「猟犬の活用」は難しいと分かった。(残念)
最後にこう締めくくった。
「新型コロナ感染状況にもよりますが、狩猟の魅力を発信するためのイベントや動画作成、講習会等は積極的にやっていきたいと考えています。捕獲の担い手の確保、育成には、ぜひ力を貸してください。」
「この11月に狩猟が解禁になったら、県外からも支援をお願いする場合があります。その時も猟友会の皆さんにリードしてもらう必要があります。よく相談して進めたいと思います。今日は、わざわざ県庁まで足を運んでいただき、ありがとうございました。」
さあ、そろそろ、次の日程に突入する。今度はウェブ会議だ。
<イノシシ対策に関して県猟友会役員と意見交換>