2021年5月5日:パート2

 22時過ぎ。高崎の自宅にいる。少し前に、ランニングマシンで軽く走った。時間は30分。運動後は、プロテインヨーグルトで栄養補給。大きく深呼吸をして、パソコンの前に座った。

 そう言えば、今晩から軽いバーベルの運動を再開した。少しずつ、インナーマッスルを鍛えようと思う。もう絶対に無理はしない。

 本日16時。県庁内の会議室で、新型コロナワクチン接種の整備に関するリアル(=ウェブを使わない)協議が始まった。2人の副知事、健康福祉部長、岡田デジタル推進監、総務部長、首席補佐官、秘書課長等が参加。今後の対応を真剣に話し合った。

 健康福祉部のスタッフは、連休中もほとんど休めなかったはずだ。会議の冒頭、こう激励した。

 「皆さんの連日の奮闘に感謝しています。休日返上で申し訳なく思いますが、正念場です。県民のために力を合わせて頑張りましょう!」と。

 さて、ここからは、群馬県庁に5年間も出向し、この3月に、古巣の総務省に戻った田中序生(のぶお)氏のことを書く。田中財政課長は、過去のブログでも何度か登場している。

 田中氏は、県庁赴任中、労働政策課長、地域政策課長、財政課長という要職を歴任。特に、山本知事誕生以降は、財政課長として活躍してもらった。総務部長のもとで、予算編成や議会対応の取り仕切りをお願いしていた。特に評価しているのは、群馬県で長年、策定されていなかった中期財政見通しを作成し、財政改革に先頭で取り組んでくれたことだ。

 田中さんには人望もあった。優秀なだけではなく、配慮の出来る上司だった。だから、プロバーの職員からも信頼されていた。いつも笑顔を絶やさず、物腰も柔らかい。でも、実は物に動じない芯の強い人物だった。田中氏のような素晴らしい人材を派遣してくれた総務省には、改めて感謝したい気持ちだ。

 この4月からは、総務省の自治財政局公営企業課に課長補佐として勤務しているとのこと。田中氏の霞ヶ関での益々のご活躍をお祈りしたい。

 先々週(?)だったと思う。その田中課長補佐から電話が来た。群馬との繋がりを生かした業務に携わることになったと聞いて、とても嬉しく思った。

 現在、全国でワクチン接種が進められている。具体的な業務を行っているのは市町村だ。が、現場で接種作業を進めるにあたっては、数々の課題に直面しているようだ。県庁としても、健康福祉部を中心に、市町村への様々なサポートを実施している。

 政府においても、4月27日、地方自治体によるワクチン接種作業を支援するため、総務省内に「新型コロナワクチン接種地方支援本部」が設置されたと聞いた。総務省は、地方自治の制度管理や人事交流などを通じて、地方の事情に精通している。その総務省がワクチン接種に関する地方への支援に乗り出してくれた。とても心強く感じている。

 田中氏は、この地方支援本部の中の群馬県担当に名乗り出て(?)いただいたとのこと。先日の電話では、「山本知事、県内の市町村長の皆さんに、何か困ったことがあれば、遠慮なく田中に連絡して欲しいとお伝えください」と話していた。

 35人の市町村長の皆さん、ワクチン接種の件で困ったことがあったら、田中課長補佐に遠慮なく連絡してみてください。困った時の「田中さん」です。

 あ、お湯が沸いた。熱いミルクティーを一杯、飲む。寝る前にもう1本、ブログが書けるといいんだけど…。

<夕方。連休中の緊急会議。群馬県はワクチン接種でも先頭を切る。>