2021年4月25日

 14時過ぎ。高崎の自宅でパソコンを起動させた。

 あいたた、右肩が痛い。昨晩、久々にマシンを使って軽い筋トレをやってみた。が、これが良くなかった。人間の身体って、難しい。焦らず、徐々にやらないとダメだ。

 新型コロナ感染症の陽性者が、ジワジワと増え続けている。昨日は49名、今日は38名だった。週末にしては多い。数ヶ月前の状況に戻りつつある。

 昨日(49人)の最多は前橋市と高崎市の9人。太田地域も7人。今日(38人)は、藤岡地域の14人が大きかった。それでも、本日の経路不明者の割合は3割に落ち着いている。

 武藤健康福祉部長に、電話でこう指示した。

 「予想していたとおり、増加傾向が続いていますね。来週、県内の警戒度についても、よく協議したいと思います。各地の保健所も大変だと思いますが、ここが正念場です。必要な支援も検討しましょう。」

 それでも、NHKが発表している「直近1週間の10万人あたりの感染者数」(24日23時59分時点)で、群馬県は全国32位のまま。他の地域も(群馬県以上に)上昇していることがよく分かる。

 昨日から今日にかけて、副知事、首席補佐官、農政部長、産経部長とも連絡を取り合った。週末でも、群馬県庁は常に臨戦態勢だ。

 鬼形産業経済部長には、県の「ストップコロナ!対策認定店制度」の現状を確認した。群馬県の認定制度は、いわゆる自己申告制ではない。申請のあった店舗に対し、県と地域の商工会議所、商工会等が協力して現地調査をやり、その結果を踏まえて認定している。あえて外部には委託せず、県と地域が協力して調査を行い、審査をしている点が最大のポイントだ。

 厳しい制度なので最初は少なかったが、ようやく6千弱の店舗まで広がって来た。更に増える傾向にある。国に時短要請地域の設定を要請する際にも、「認定店を時短から外す」ことも認めてもらった。しかも、制度の適用は飲食店に限っていない。

 先ほど、宇留賀副知事とも話をしたが、群馬県の制度は(実は)「都道府県の中でも先駆的だった」と分かった。この件は、改めて詳しく解説する。

 前回、菅総理や西村大臣と会った際にもお願いしたことだが、都道府県によって新型コロナをめぐる状況は全く違う。どの地域にも適用出来る一律の仕組みなど、最初からあるはずがない。

 国土交通省が、GoToトラベル代替の県内旅行割引「地域観光事業支援」を実施てくれたことは、本当に有り難かった。各都道府県の取り組みを支援する仕組みになっていたからだ。

 政府には、ぜひ、都道府県の実情に合った個々の取り組みを支援する柔軟な対応をお願いしたいと思う。

    <先週、豚熱に関してJAから要望。JAとの連携は常に重視>

 

<JA唐沢会長は同じ吾妻郡の出身>



<Gメッセの活用戦略を真剣に協議>