2021年4月24日

 18時30分。高崎市内のお通夜でご焼香を済ませ、少し前に自宅に戻った。

 オーブントースターでパンを焼き、野菜と鶏肉のサンドイッチを作った。これが、とても美味しかった。ヨーグルトも食べたし、夕食はこれで十分だ。

 午前10時30分から、山本一太安中地区後援会等が主催する県政報告会に出席。参加人数を60名程度に絞り、様々な感染対策を講じた中での集まりだった。後援会関係者の方々のご配慮に感謝したい。

 過去のブログでも触れたが、安中地域(安中市&松井田町)には、すでに素晴らしい支援組織(会長は現職の県医師会長)が立ち上がっている。が、この枠組みに加えて、先般、企業関係者による新たな応援団(安中一伸会)も発足。今回の県政報告会は、その新しい組織が中核となった集会だった。

 安中地区の新たな組織のメンバーは(現時点で)約250名。名簿を見たが、スゴくいい顔触れだ。会長は地元でも信望のある大物経営者。地域の重鎮はもちろん、若手や女性も多い。ある幹部は、「本当は全員に声をかけたかったが、コロナ禍であることも考えて、出来るだけ人数を絞った」と話していたそうだ。

 県政報告会には、山本一太後援会の役員や安中地区の自民党幹部、安中市長、地元の2人の県議、複数の市議、商工会長を含む業界団体の代表の方々にも、駆けつけていただいた。皆さん、お忙しい中、ありがとうございました。

 約40分、知事としての基本姿勢や哲学、新型コロナ対策、観光戦略等について(マスクを付けたまま)熱弁を振るった。

 特に新型コロナ問題に関しては、GW直後(?)にも、群馬を含む首都圏に「より本格的な第4波」が到来する可能性に言及。県独自の観光キャンペーン(愛郷ブロジェクト)の当面中止を決めざる得なかった県の対応に対する理解と協力を求めた。その上で、こう強調した。

 

 「県内のワクチン接種が普及するまでは、今後も、規制と解除のプロセス(一進一退)を繰り返しながら、抑えていくしかありません。その事実を県民の皆さんに、改めて分かっていただきたいと思っています。」

 その後の出席者からの個別の質問にも、真剣かつ丁寧に応じた。

 この夏(8月の下旬)に、(新型コロナの感染状況も見極めつつ)全県の後援会幹部による戦略会議をやる予定だ。この会合を皮切りに、1年かけて県内70の後援会を回り、県政報告を行う。その時の状況によっては、オンラインでの開催やハイブリッド(リアルとバーチャルの組み合わせ)も検討する。

 秋になれば、(ワクチンの普及で)感染状況自体が、多少は落ち着いて来るかもしれない。週末を活用して県内を行脚し、県民の方々に直接、知事の目標や政策、群馬の将来ビジョンを伝える。同時に、市井の声に真摯に耳を傾け、県政に反映させていきたい。同時に、(必要があれば)後援会組織の拡充・強化も図っていこうと考えている。

 こうした流れを受けて、来年8月に再び戦略会議を開く。前年からの1年間の活動と反響を踏まえ、その場で、翌年の(23年)の知事選に(再選を目指して)立候補するかどうかを発表する。選挙の1年前に「次の選挙に出るかどうかを明言する」首長なんて、あまり聞いたことがない。が、戦う準備を整えるためには時間が要る。

 

 万一、来年の8月に次の選挙を戦うと決まれば、そこから更に1年をかけて、各地の選対組織を作り上げていくことになる。仮にやると決めた場合には、何としても勝たねばならない。そのくらいの周到な準備を重ねていかない限り、次の選挙で勝ち残ることは出来ない。現職の強みなんて、考えたこともない。選挙とは、それほど厳しい試練なのだ。

 

 県政報告の最後に、参加していただいた支持者の方々に、こうお願いした。

 

 「来年の8月、仮に次の知事選に出ると決めたとすれば、この安中地域で最初の、県全体の新たなモデルとなるような選対組織を設置したいと思っています。皆さん、その時は、ぜひお力をお貸しください。」

 この件については、改めて詳しく解説する。

 あ、お湯が沸いた。熱いミルクティーを飲みながら、欧米の最新ニュースをチェックしよう。

     <コロナ対策を徹底した安中地区の県政報告会>