2021年4月20日:パート3

 

 20時過ぎ。昨晩の睡眠不足の影響で、目がチカチカする。今晩は午前2時までに、必ず布団に入る。そう決めた。

 本日、大阪府における新型コロナ感染症の新規感染者は1153人、東京は711人だった。東京にも埼玉(207人)にも近い北関東地域は、かなり踏ん張っている。群馬県が32人、栃木県が23人、茨城県が33人だ。

 現時点での「直近1週間における10万人あたりの感染者数」だと、群馬県は23位だ。残念ながら、明日は、もう少し順位が上がる(=悪化する)気がする。が、(何度も言っているように)群馬県の経済規模や首都圏に属することを考え合わせると、「群馬は相当に頑張っているほうだ」と感じている。

 首都圏や関西圏を中心とした「感染の第4波」が押し寄せる中、首都圏で、先月下旬から(いち早く)観光振興キャンペーン(愛郷ぐんまプロジェクト第2弾)を実施しているのは、群馬県だけだ。他の複数の県でも、国の予算を活用した観光振興事業が行われている地域はある。でも、全て4月以降にスタートしたものだ。

 繰り返すが、3月26日から、47都道府県に先駆けて、(しかも首都圏で)全国有数規模の観光振興策を行っているのは、群馬県だけだと思う。そのことは、県民の皆さんに(改めて)伝えておきたい。

 この頃、県内の感染状況は、「地域経済を回す」条件として群馬県が掲げた2つの指標をクリアしていた。このタイミングで決断しなければ、県議会からも強く要請されていた2度目の観光振興キャンペーン(愛郷プロジェクト)を実施する機会は失われていた。

 加えて言うと、今回の第2弾では、経済波及効果を高めるために、県内の16もの市町村が、(愛郷プロジェクトと時期を合わせて)クーポン券の発行等の独自の地域振興策を打ち出してくれた。

 こうした事実を勘案すると、(知事として)「可能な限り、この観光キャンペーンを継続したい」と思わずにはいられない。

 しかしながら、群馬を取り巻く状況は益々、厳しくなりつつある。県内における更なる感染の急拡大は防がなければならない。大阪府で起こっている医療崩壊(?)に近い事態は、何としても回避する必要がある。

 3月下旬に「愛郷ぐんまプロジェクト:第2弾」を始める際、記者会見や県議会での質疑を通じて、(一貫して)「途中で感染の急拡大が発生したり、事態が急速に悪化する見込みがある時には、迅速に中断も含む措置を取ることもあり得る」と説明して来た。

 前回のブログでも触れたように、明日からの流れをよく見極め、対応を決めたい。

 さあ、早めに運動する。