2021年4月20日:パート2

 14時過ぎ。13時からの政策会議を終え、知事室に戻った。政策会議では、岡田デジタル推進監が、デジタルを活用した他県のイノシシ捕獲を含む鳥獣害対策の実例を説明。それを踏まえて、今後の対策の方向性を議論した。(岡田さんのプレゼン能力に感銘。)

 野生イノシシの捕獲を強化するためには、狩猟に関心のある若者を集める(=将来のハンターを育成する)戦略も必要だ。関係市町村、猟友会、大学等とよく連携しながら、新しい対応のパッケージを練り上げたいと思う。

 それはそうと、少し前に、本日の新型コロナ新規感染者数が判明。県内で新たに32人の陽性が確認された。予想の範囲内ではあるが、火曜日の数値としては高い。30人を超えたのは、1月27日以来ということになる。

 伊勢崎地区が7人、前橋市と高崎市が6人だった。60代以上の感染者は13%に留まっている。が、心配なのは、経路不明の割合が7割を超えていることだ。変異株による感染も、新たに7件(累計で48件)が確認された。

 県民による県内への観光(マイクロツーリズム)を誘発する観光振興キャンペーン(愛郷ぐんまプロジェクト)を1ヶ月近く続けている。早期に決断したお陰で、直後に発表された国の新事業を、そのまま活用する(=ほとんどの部分を国費に振り分けられる)ことが可能となった。他方で、県内外の感染状況は日々、深刻の度合いを増している。

 明日と明後日(?)の数値をよく見極める。GWを前に、難しい判断を迫られそうだ。

<目指せ、狩りガール、スゴく面白い。>
http://kari-girl.com/

 

<渋川市内の赤城自然園を運営するクレディセゾンの水野社長が来訪>