2021年4月20日

 昼前。知事室からのブログ。

 朝。地元秘書の車で、前橋市内の病院へ。右肩のリハビリ治療を受けた。担当のドクターは、経験豊富なこの分野の専門家。「少しずつ改善が見られるので、このままリハビリを続けましょう」とのこと。

 毎回、肩の仕組みを丁寧に解説してくれる理学療法士の先生からも、「少しずつだけど、着実に進歩しています」と言われた。これだけで、すっかりご機嫌に。今晩から自宅で実践する新しい動作も教えてもらった。焦らず、やり過ぎないようにすることが大事だ。

 午前10時から週1回のオンライン庁議。冒頭の知事挨拶で、新型コロナ感染症と豚熱、働き方改革等の問題に言及。最後にこう付け加えた。

 「心配なのは、日本のワクチン接種率が(他の先進国に比べて)かなり低いこと。米国在住の友人も、『国内のワクチン接種が広がっていないことは、今後、日本にとって(あらゆる意味で)マイナス要素になり得る』と心配していた。」

 「必要な量の確保は、政府に頑張っていただくしかない。兄貴分の菅総理と盟友の河野大臣が懸命に交渉している。きっと大丈夫だと信じている。」

 「そうは言っても、必要量を確保することと、実際にワクチン接種を実施するのは別の問題だ。内外の情勢を考えると、国内のワクチン接種が(予定より)大幅に遅れる場合もあり得る。」

 「すなわち、私たちは、思った以上に長い期間、コロナウイルスとの一進一退の戦いを続けざる得ない可能性がある。今から、そのことを覚悟しておくべきだと思う。苦しい局面ではあるが、引き続き、県庁一丸となって頑張り抜いていこう。」

 あ、テイクアウトのランチが来た。13時からは政策会議。その後も重要な協議が続く。

追伸:県では、新・総合計画「ビジョン」において、新たな時代を切り拓く「始動人」の育成を掲げている。そのための様々な教育イノベーションプロジェクトを実践して来た。

 昨年度は、中高生を対象にした「始動人Jr.キャンプ」等を開催。今回は、このJr.キャンプ続き、高校生を対象とした「グローバル始動人サマーキャンプ」を展開したいと考えている。

 「世界で活躍する、広い視野を持った若い『始動人』を育成する。」そんな思いで企画されたプログラムの実施期間は、8月14日からの6泊7日。一般社団法人エイチラボや関係団体の協力のもと、四万温泉で実施する。

 参加する高校生の皆さんには、英語による「コミュニケーション能力」はもちろんのこと、将来の海外留学も視野に入れた多様な人生の進路を、自分自身で、主体的に選択できる力を身につけていただきたいと思う。

 プログラムの詳細、応募方法などは、4月18日(日)から、一般社団法人エイチラボのホームページにて公開予定。ぜひ奮ってご応募ください。