2021年4月17日

 夕方。少し前に、高崎の自宅に帰還した。

 14時。高崎市内で行われた岸善一郎 県議会副議長の県政報告会に出席。約20分、県政報告を兼ねた挨拶をした。岸県議から(事前に)「少し長く(20分くらい)喋って欲しい」と頼まれていたからだ。

 岸副議長は70歳。旧群馬町の町議、新高崎市の市議を経て県議に当選。3期目で副議長に就任した。温和で優しい人柄の中に、筋を曲げない強さが秘められている。詳しいことは書かないが、これまでも、岸県議の持つ「癒し系のオーラ」に随分、助けていただいた場面があった。(感謝)

 日頃から、地元担当の秘書もお世話になっている。今後も、岸副議長との信頼関係は大切にしたいと思う。

 挨拶の中で、新型コロナ感染症の現状と今後の対応に触れた。次のように説明した。

 「群馬県では、先月下旬から、県民の県内観光を支援する事業『愛郷プロジェクト』の第2弾を実施しています。が、今回の第4波の影響を受けて、県内でも感染者数や病床稼働率がジワジワと上昇して来ました。首都圏での『まん延等防止重点措置』が広がるなど、なかなか厳しい状況です。」

 「地域経済を回復させるため、この観光キャンペーンを1日でも長く続けたいと思っています。が、しかし、1日あたりの新規感染者数が30人近くまで増え、病床稼働率も2割台のギリギリまで上がって来ている状態です。明日以降の動きによっては、来週中にも、何らかの判断を迫られる可能性もあると考えています。」

 演説の直後に、秘書の車で会場を発った。帰る途中で、携帯が鳴った。武藤健康福祉部長からだった。

 武藤部長の報告によると、本日の新規感染者は36名。再び30名を超えた。最多は伊勢崎地区の10人。経路不明は4割。20代未満の割合が35%まで増えて来ている。60代以上が15%だった。

 感染者の若年化が進んでいるにもかかわらず、病床稼働率増加のペースが予想以上に早い。もしかすると、若年層の入院患者が増えている(=若者の重症化率が上昇傾向にある?)のだろうか?改めて、よく分析してみよう。

 あ、大事な電話がかかって来た。この続きは次回のブログで。 

       <愛郷プロジェクト追加分「日帰りキャンペーン」>