2021年4月6日:パート2

 知事室からのブログ。鳥の照り焼き丼は、スゴく美味しかった。食休みをしながら、前回のブログの続編を書く。

 「直滑降ブログ」を愛読している友人たちか、よくこう言われる。

 「知事、自分の演説や挨拶の中身を、よく、あれだけスラスラと書けますね?」と。

 そりゃあ、当然だ。全て自分自身の言葉だもの。どんなスピーチでも、基本的に原稿は読まない。事務方が準備してくれた内容は参考にしつつも、何を喋るのかは、常に頭の中で組み立てる。他の政治家は、違うのかなあ?

 いずれにせよ、自らの言葉として放った「言霊」は、何度でも(やろうと思えば一言一句正確に)再現出来る。

 え?ブログで演説の中身を紹介する時は、少し分かりやすく修正する場合もある。だから、毎回、(正確を期して)『次のような挨拶』ではなく、『次のような趣旨(内容)の挨拶』という表現にしているのだ。

 ここからは、前回のブログの続き。本日、高崎経済大学の入学式で祝辞を述べた。「新入生の皆さんに贈りたいメッセージがある」と言った上で、次のような内容の話をした。

 「少し前(国会議員時代)のことになりますが、東京のある会合で、都内の有名な私立小学校の著名な先生と同席をする機会がありました。その先生から、こんな話を伺いました。その方が、小学校低学年のクラスの生徒たちを前に最初に話すのは、『なぜ、勉強するのか?』ということだそうです。私はその先生の伝え方が素晴らしいと思いました。」

 「その先生は、子供たちに『勉強するのは自由になるためだ』と教えるのです。これは、まさに『名言だ』と感じました。もし私が小学校1年生の時に、こんな教師に出逢っていたら、その後の人生は大きく変わっていたと思います。」

 あ、13時からの政策会議が始まる。続きは、その③で。

 

追伸:本日の新型コロナ新規感染者も、低いレベルに収まりそうだ。