2021年4月4日:パート2

 20時過ぎ。高崎の自宅でパソコンを起動させた。先ほど、米国在住の友人と、久々に電話で会話を交わした。豚熱にも詳しい。「野生のイノシシをどこまで駆除出来るかが最大の鍵だ」と分析していた。

 激励のためだと思う。スゴくいい映像(秘密)を見せてもらった。これだけで一気に元気が出た。変わらぬ友情に感謝。

 今日、県内で判明した新型コロナ感染症の新規感染者数は30名。目標値(20人未満)を10名、超過した。病床稼働率は2割台の前半を維持している。

 最多は太田地区の9名。60代以上の感染は1割に留まったものの、感染経路不明が4割。この数値が、少しずつ上昇しているのが気になる。

 武藤健康福祉部長に、電話でこう指示した。

 「東京での感染者のリバウンド(?)に加え、近県での陽性者の増加が影響しているかもしれません。ここ最近、県境を接している埼玉県、長野県、新潟県、栃木県の全てで、陽性者数が(群馬県以上のペースで)増えていますよね。」

 「それでも、私たちは、冷静かつ迅速に対応していきましょう。C-MAT(コロナ対策医療チーム)も最大限に活用しつつ、何とか抑えていきましょう。ここが踏ん張りどころです。引き続き、よろしくお願いします。」

 豚熱(CSF)対応のほうは、どうだろうか?

 最新の報告(本日15時時点)によると、累計の処分頭数は3008頭。前日より約1800頭増えた。殺処分が必要な頭数(10、000頭)からすると、30、1%の進捗率ということになる。

 ただし、(前回のブログでも指摘したように)体重の重い親豚の処理が始まる明日以降(?)が、より難しい作業になる。先ほど、角田農政部長と砂長畜産課長に電話を入れた。2人とも、しっかり頑張ってくれている。

 今後も、総力戦での対応を続けていく。

追伸:本日、太田市長選挙が告示された。知事である自分は、当然、現職の清水聖義候補を応援している。豚熱への対応もあり、出陣式には顔を出せなかった。(残念)次のブログでは、太田市長選挙について書く。