2021年4月4日

 豚熱が発生した前橋市内の現場では、本日も県庁職員が懸命の奮闘を続けている。防疫作業に着手したのは、2日の夜。昨日の昼からは、自衛隊員の皆さん、農水省の調査チームも活動を開始。現場近くの体育館を前線基地として、豚の殺処分等に取り組んでいる。前橋市からも様々な支援をいただいているとのこと。

 関係者の皆さん、本当にありがとうございます。

 今日までは、農政部の職員が作業の中心。明日からは、県庁各部局から、より多くの職員が動員される。市町村の関係者等にも、応援に入ってもらえるはずだ。

 今日は、新たに着任した第12旅団の旅団長にも、現場に駆けつけていただいた。(感謝)県の農政部長や畜産課長はもちろんのこと、秘書課長も現場で様々な調整にあたっている。引き続き、頑張って欲しい。

 この2日間の作業は、順調に進んでいるようだ。が、親豚の処分に入った段階で、より多くの時間を費やさねばならなくなる。ここからが大変だ。

 本当は、自分自身も現場に入って、皆と一緒に作業を手伝いたい。が、知事がそんなことをしたら、逆に周りに迷惑がかかってしまう。自分のほうは、知事でなければ出来ない仕事に集中する。

追伸:たった今、武藤健康福祉部長から電話があった。本日、県内で判明した新規感染者数は、再び目標値(20人未満)を上回ったらしい。詳しい感染の状況は、後ほど説明する。が、やはり太田地区が多いとのこと。

 

 新型コロナ対応に関しても、厳しい持久戦が続く。県民の皆さんの生命と健康、暮らしを守るため、全力を尽くす。豚熱もコロナも、総力戦で乗り切っていくしかない。