2021年4月2日

 昼過ぎ。知事室にいる。昼食は、ヘルシーなサラダボウル。食後のお茶を飲みながら、ブログを更新する。

 昨日(4月1日)のブログで、当日の庁議の模様を取り上げた。新年度初の庁議(=新しい幹部チームによる最初の会議)ということで、人数を絞ったリアルのミーティングを行った。

 

 上記のブログの中で、「知事に就任した1年8ヶ月前、庁議室の円卓に1人しか座っていなかった女性幹部が、6人(6倍)に増えた。庁議の円卓の雰囲気が大きく様変わりした」と書いた。「部長級の女性職員の割合は、全国の都道府県でもトップクラスだ」とも。

 

 その後、全国の状況をよく調べてみたら、全国トップクラスではなく、全国でNo.1だと分かった。


 4月の人事で、群馬県の女性部長は、地域創生部長、生活こども部長、農政部長、デジタルトランスフォーメーション推進監、会計管理者の5名となった。部長職である14名中、女性5名は全国最多。次に多いのが鳥取県の4名、神奈川県の3名となっている。3分の1の県では、女性部長がいないようだ。

 計算の仕方にもよるが、部長級ポストに占める女性の割合(35、7%)も全国一だと思う。今回の人事では、特別職である教育長にも、(群馬では初めて)女性を起用した。ちなみに、宮城県、富山県、広島県でも、教育長は女性だ。

 群馬県に新たな(4つ目の?)「全国No.1」が誕生した。夏秋キャベツ、コンニャク、モロヘイヤの生産量と、県庁幹部(部長級ポスト)に占める女性の数と比率だ。今回の人事を、女性活躍後進県だった群馬が、「この分野で大きな飛躍を遂げる」ための第1歩にしたい。

追伸:庁議に集まった幹部の顔ぶれを見ながら、こう思った。

 「素晴らしいフォーメーションが整った。群馬県は、今後も様々な試練に直面する。が、ここに集まった幹部職員はもちろん、県庁職員全員が一致協力すれば、必ず数々の危機を乗り越えていけるはずだ。県民を守るための危機管理能力も更に高めていく必要がある」と。

      <4月1日の新入職員訓示は映像で配信>