2021年4月1日
昼過ぎ。たった今、テイクアウトのランチ(ハンバーグ定食)を食べ終わった。食休みをしながら、パソコンのキーボードを叩いている。
午前9時30分。新しい部長等への辞令交付式に臨んだ。続けて新年度初の庁議。出席者の人数を絞り、リアルの会議を開いた。
過去のブログでも触れたが、一昨年、新知事として初めての庁議に出席した。その際、会議室の丸いテーブルに座った女性の部長は1人だけだった。この風景には、ちょっぴり驚いた。
早いもので、あれから1年8ヶ月。トップマネージメントが集う円卓には、(新教育長を含む)6人の女性幹部の顔があった。すなわち、あの時の6倍だ。
自分が知事に就任して以来、群馬県庁が「女性活躍」の分野で大きく前進したことは間違いない。実際、部長級の職員に占める女性の割合(35%)は、全国の都道府県の中でも、トップクラスだと思う。
今朝の主要紙の報道によると、昨日、発表されたWEF(世界経済フォーラム)による最新の「男女格差報告書」で、日本は主要先進国中、最下位の120位だった。県庁の役割は率先垂範だ。県が変われば、市町村も変わる。群馬県から日本の流れを変えていく。そのくらいの気概が必要だ。
ちなみに、恒例の冒頭知事挨拶は30分。群馬県庁が目指すべき方向性、望まれる幹部像、新型コロナ対策等について熱弁を振るった。この素晴らしいチームと力を合わせて、新しい群馬県を創り上げていきたい。心からそう思った。
<新たに任命した教育長と教育委員に辞令を交付>
<新しい部長たちと記念撮影>



