2021年3月24日:パート2

 21時過ぎ。高崎の自宅でパソコンを起動させた。

 本日、県内で判明した新規の新型コロナ感染者は20名。60代以上は5%だったが、経路不明が5割だった。

 直近1週間の1日あたりの新規感染者は19名。ギリギリだが、目標(20人未満)をクリアしている。最新の病床稼働率(3月23日18時時点)は20、5%、陽性率(1週間平均)は4、0%となった。入院等調整中も18名と低く抑えられている。

 明日、明後日の数値がよほど急上昇でもしない限り、26日からの「愛郷ぐんまプロジェクト第2弾」は、予定どおり発進させたい。もちろん、リバウンドのリスクは常にある。が、状況に応じて柔軟に対応する。先ずは地域経済を回復させるための一歩を踏み出すことが重要だ。

 午前11時過ぎ。総理官邸で菅総理と会った。宇留賀副知事と総理秘書官も同席。忙しい中、20分も時間を取ってもらった。

 常人ならとても耐えられないような総理としての過酷なスケジュールに加え、次々と予期せぬ問題が頻発する日々。「強靭な兄貴と言えど、さすがに疲れ気味なのではないか?」と心配していた。が、菅総理は、とても元気そうだった。時々、笑顔も見せていた。その様子を見て、少しホッとした。

 冒頭、総理にこう申し上げた。

 「菅総理、連日、お疲れ様です。お元気そうな姿を見て安心しました。先ず最初に、お話したいのは、私が(知事として)『新型コロナ対策に関して、総理の目指す方向は正しい』と信じていることです。」

 「難しいご判断だったとは思いますが、昨日、1都3県の緊急事態宣言を解除し、感染防止対策と経済活動との両立を図ろうとしている総理の決断を強く支持しています。今後もぜひ、信念を貫いてください。」

 「ウイルス感染から国民(県民)の健康と命を守ることも大事ですが、同時に地域の経済を回さなかったら、国民(県民)の生活を守ることは出来ません。感染拡大をコントロールしつつ、どこかで勇気をもって、政策のベクトルを経済活性化に移していく必要があると思っています。」

 ここまで書いて、突如、睡魔に襲われた。ダメだ、10分でも眠る。この続きは、意識を取り戻した後で。

         <高木渋川市長との直滑降ストリーム>


          <清水市長と有力な経済人が来訪>

 

<公明党女性部の方々からの緊急要望>