2021年3月21日:パート2

 昼過ぎ。熱いミルクティーを飲みながらのブログ。

 午前9時30分。館林市内の富士嶽神社で、現職の須藤和臣(すとう・かずおみ)候補の出陣式が始まった。

 肌寒い気候ではあったが、昨日の街頭演説会も、今日の出陣式も、野外での開催となった。新型コロナ感染症対策に配慮した、須藤陣営の適切な判断だと思う。

 小雨まじりの天候の中、大勢の支持者の方々が集まってくれた。地元の現職県議で、須藤陣営の応援団長代行を務める泉沢信哉県議、当初から現職候補の支援で動いている7人の市議(セブン・サムライ)の人たちはもちろんのこと、県議会からも須藤候補と当選同期の萩原渉県議会議長、邑楽郡選出の3人の県議等が駆けつけてくれた。合わせて8名の現職県議(うち6名は自民党)が足を運んでくれたことになる。(感謝)

 加えて、邑楽郡5町のうちの3人の町長、県都前橋の山本龍市長等の顔もあった。今週木曜日の決起大会には、清水聖義太田市長にも来てもらえそうだ。

 保守系候補同士の一騎打ちだ。県議の中には、30分遅れ(?)で始まった相手候補の出陣式にも顔を出した人はいるだろう。が、地域の事情を考えれば、理解出来る。

 嬉しかったのは、公明党の平井玲子市議に出席していただいたこと。短い挨拶だったが、誠意のある言葉だった。平井市議、本当にありがとうございました。

 来賓(というより応援団長)として、最初に「応援の言霊」を炸裂させた。冒頭、今回の選挙では「こちら側に大義名分がある」(=過去1年、新型コロナ対策の先頭に立ち、市内の感染拡大を封じ込めて来た現職候補の続投こそが、市民の命と健康、暮らしを守ることに繋がる)ことを強調した。

 加えて、3週間前に独自に実施した世論調査の結果にも(初めて)言及した。

 「皆さん、今だから言いますが、3週間ほど前(実際には1ヶ月前)に、市長選に関する独自の世論調査を実施しました。1500サンプルを取るつもりでしたが、回答は1000。それでも、館林市の世帯数を考えれば、十分な数だと思います。」

 「細かい数字は言いませんが、実を言うと、その時点では、(残念ながら)ライバルの新人候補に遅れを取っていました。だからこそ、須藤陣営の選対事務所開きで、『現職だから有利みたいな甘い考えは捨てて欲しい。必死に頑張らないとこの壁は乗り越えられない』と皆さんにお願いしたのです。」

 「これも正直にお伝えしますが、あれから3週間経った今、皆さんの奮闘のお陰で、数値的には、相手候補に追い付きました。昨日と今日の段階で、世論調査の数字は、ライバル候補と並んでいます。私が言うのだから、間違いありません。」

 「すなわち、あと1週間、死に物狂いで頑張った方が勝利を手にするということです。勢いは、リードを許していた相手に追いついた私たちの方にあるはずです。」

 次のような趣旨の言葉で、応援のアピールを締めくくった。

 「お集まりをいただいた同志の皆さん、館林市と群馬県の未来のため、力を合わせて、この激戦を勝ち抜きましょう。心を1つにして、須藤候補の再選を実現させようではありませんか。知事である私も、同志の皆さんと最後の最後まで一緒に全力で戦い抜く覚悟です。」

 最後に須藤候補がマイクを握った。いつものとおり、力強く、説得力のあるメッセージだった。

 右腕の地元担当秘書は、ずっと須藤陣営に張り付けている。応援団長である自分も、決起大会や遊説でマイクを握るつもりだ。政策も、政局も全力疾走でいく。負けてたまるものか!