2021年3月15日:パート2

 17時過ぎ。赤ちゃんミルク(蜂蜜入りの温かい豆乳)を飲みながらのブログ。午後から知事戦略部、健康福祉部、県土整備部、病院局、産業経済部と立て続けに協議を行った。テレワークでも、全力疾走の姿勢は変わらない。

 「第2回教育イノベーション会議」の進め方、「活力ある健康長寿社会実現のための群馬モデル」の中身、国土強靭化に関する補正予算額、「県立病院の未来を考える有識者会議」の内容、新たな観光キャンペーン戦略等について議論した。どれも重要な事業だ。県民の方々に直接、説明しなければならない問題もある。

 本日、県内で確認された新規感染者は12名。前橋市と太田地域で、それぞれ3名の陽性が判明。太田地域には、先日、発生したクラスターの影響が残っているようだ。が、県全体としては落ち着いている。感染経路不明が6割、60代以上の感染者は3割だった。

 それはそうと、産経新聞社とFNNの合同世論調査が13、14両日に、毎日新聞と社会調査センターの全国世論調査が13日に、それぞれ実施された。全く同じタイミングで行われた調査だ。

 産経とFNN合同調査によると、菅内閣の支持率は51、4%、不支持率は42、8%だった。これに対して、毎日新聞と社会調査センターの調査では、内閣支持率36%、不支持率が55%という結果だった。

 さらに言うと、政府の新型コロナ対策への評価に関して、産経とFNNの調査では評価するが42、9%、評価しないが48、2%だった。対して、毎日と社会調査センターの調査では、評価するが23%、評価しないが57%だった。

 この数値には、スゴく(改めて)驚いた。そりゃあ、そうだろう。同じ日に実施された2つの主要マスコミの世論調査で、内閣支持率が15ポイント、不支持率が12ポイントも違うのだ。

 もっと驚いたのは、2つの世論調査における政府の新型コロナ対策への評価が20ポイントも離れていることだ。どちらが間違っているのかは分からないが、事実が2つあることになる。(ため息)

 例えば、トランプ政権寄りのFOXニュースとトランプ大統領に批判的なCNNの調査でも、こんな差はつかない。違ったとしても。せいぜい4、5ポイントだと思う。米国大統領選挙関連の世論調査に関しても、時として、FOXニュースの数字のほうが厳しい時さえあった。

 全く同じ日に実施された主要メディアの世論調査の数字がこんなに違うとしたら、そもそも世論調査をやる意味って、あるのだろうか?!日本のマスコミの世論調査って、どうなっているのだろうか?!国民は何を信じたらいいのだろうか?!読者の皆さん、そうは思いませんか?!!

 個人的には、産経とFNNの数値を信じたいが、実際より高い気がする。逆に、毎日新聞の数字は(いくら何でも)低すぎると感じる。やっぱり、(体感としては)NHKの世論調査データ(3月7日実施:内閣支持率40%、不支持率37%)が最も現実に近い気がする。

 菅総理、マスコミの世論調査は、もうあまり気にしなくてもいいと思います。(苦笑)