2021年3月8日:パート2

 13時過ぎ。昼食後の紅茶を飲みながら、本日2本目のブログを書き始めた。月曜日は基本的にテレワークの日。関係部局との協議もウェブ会議でやる。

 本日、県内で新たに判明した新型コロナ新規感染者は10名。60代以上が1割だった。昨日のブログで予想したとおり、10人台に戻った。が、それでも、思ったより少なかった。

 感染の減少傾向が続いているかどうかは、検査数が増える明日(火曜日)からの数値を見てみないと判断出来ない。

 さて、午前11時からの庁議での知事挨拶の冒頭、「都道府県移住希望先ランキング」の最新結果(過去最高の10位)に言及した。これに関して、宇留賀副知事が、「(地域創生部の努力は認めつつも)順位が上がって嬉しいといいうより、ベスト3に入れなかった悔しい気持ちの方が強い」と発言した。

 さすがは宇留賀さん。そのくらいの結果を出さなければ、マスコミの注目を集めることも出来ない。改めて自身に強く言い聞かせた。「この分野でも、知事が先頭に立ってトップセールスを展開しなければならない!」と。

 続けて、「先の前橋市議選で、地元の狩野浩志県議が複数の候補者に陣中見舞い(?)の現金を手渡していた問題」に関しても、知事の考え方を丁寧に説明した。

 「このまま曖昧な形でウヤムヤになる可能性が高いこの事件を、なぜサイバー空間の記録として残しておく必要があるのか?」「どうしてこの問題が県政全般に関わって来るのか?」を解説した。

 今回も、本気で「言霊」を飛ばした。ほとんど街頭演説に近いテンションだった。(苦笑)何度も言うが、これは群馬県の政治・行政全般に影響を与える話だ。知事の言葉は、きっと皆の心に響いたと信じている。

 知事が庁議の場で発言したことで、この問題に関する知事自身の認識は、県庁全体に浸透する。庁議の内容は非公開だが、知事発言のメモは(地域機関を含む)全ての部署に回る仕組みになっているからだ。この際、県庁職員全員とこの事件に関する問題意識を共有しておきたい。