2021年3月6日

 14時30分。高崎の自宅でパソコンを起動させた。

 午前10時30分。館林市長選挙に立候補する現職の須藤和臣市長の陣営による選対事務所開きに顔を出した。来賓のトップバッターで挨拶。熱烈な応援演説を炸裂させた。

 演説の詳細は書かない。過去のブログで連載した「なぜ須藤市長に再選を果たしてもらいたいのか?」は、改めて発信する。

 挨拶の冒頭、今回の選挙が、現職の市長候補にとって「予断を許さない厳しい戦い」になっていることを指摘。会場に集まっていた須藤選対の中核とも言うべき40名の方々の前で、強い危機感を訴えた。

 「皆さん、これから1人でも多くの市民の皆さんに、須藤市政の真の実績や市長の努力をぜひ伝えてください。そうじゃないと、2期目の壁は突破出来ません」と呼びかけた。

 「逆に言うと、あと3週間、私たち同志が心を1つにして死に物狂いで頑張れば、この難関をきっと乗り越えられる、すなわち市長の再選を実現出来ると信じています」とも力説した。

 もちろん、須藤陣営の出陣式にも、決起大会にも足を運ぶ。上州人らしく、真っ直ぐ、不器用にやる。どの候補者を応援しているのか分からないような「曖昧な姿勢」は最悪だ。そりゃあ、そうだろう。どの陣営だって真剣勝負でやっている。狡く立ち回ろうとすれば、結局、どちらの陣営からも不信感を招くことになる。政治とは、そういうものだ。

 今回も、他の候補者の悪口は一切、言わなかった。選挙戦でも現職市長の4年間の実績や、新型コロナ危機に立ち向かって来たリーダーとしての資質と能力をアピールすることに力を注ぐ。

 それはそうと、13時30分に武藤健康福祉部長から電話があった。本日、県内で判明した新規感染者は17名。経路不明者は2割。世代別では、満遍なく出ている感じだ。やや高めの数値ではあるが、(昨日の12名に続き)目標の20人未満に収まっている。何度も言うが、このペースなら、病床稼働率も2割台で維持出来る。

追伸:昨日、前橋市選出の2人の自民党県議が会見を開いた。「自民党県連の幹事長や県議会議長を歴任したベテランの狩野浩志県議が、市議選で陣中見舞いとして(?)複数の候補者に現金を手渡していた問題」に関する会見だった。

 この2人の県議が発言したことで、「狩野県議の行動が慣例とはなっていない」ことが証明された。今日の朝日新聞(群馬版)が、この問題を再び大きく報道している。

 今回の事件は、当事者から何の説明もないまま「ウヤムヤになっていく」可能性が高い。だからこそ、この「直滑降ブログ」に事実の経緯と率直な感想を書き残しておきたいと考えている。この問題は、改めてこのブログで取り上げる。県民や市民の方々にも、一連の経緯をきちっと覚えておいて欲しいからだ。

 

 勘違いのないように言っておくが、狩野県議との間に個人的な遺恨があるわけではない。1年7ヶ月前の知事選をめぐる県議団執行部との確執なんて、ほとんど誰も覚えていない。実際、周りで話題に上ることさえない。

 

 政治家・山本一太は、国会議員の時代から、ずっと(苦しみながら)政治改革の問題に取り組んで来た。今回の狩野県議の行動は、(いろいろな意味で)地方の旧態依然とした政治体質の象徴のような出来事なのだ。今回の事件は、群馬県に残る古い政治文化を変えるための絶好の機会だと感じている。

 
 もちろん、この「直滑降ブログ」は、ちび政治家の「ちっちゃな発信装置」に過ぎない。が、言霊の力を侮るなかれ。時として、思わぬ影響力を生む。過去には、政局に影響を与えたこともあった。

 このブログの強みは、グーグルのページランクが高いこと。サイバー空間に半永久的に保存された「魂の言葉」(情報)は、何かのキッカケで何度も起爆し、拡散される。

 さて、と。Youtube Premiumで欧米の最新ニュースをチェックしたら、30分、ストリートダンスで汗をかく。気分転換も必要だ。今晩も「苦しい作業」が待っている。(ふう)