2021年1月17日

 午前11時過ぎ。群馬県産の「有機きく芋茶」を飲みながらのブログ。ふうむ。何か身体にいい気がする。この「そんな感じがする」というのが大事なのだ。それだけで免疫が上がる気がするもの。

 さて、「都道府県魅力度ランキング」の問題点を検証する県庁チームの中間報告がまとまりつつある。現時点でも、この問題に関するブログのシリーズを掲載するだけの十分な材料が手元に揃っている。

 が、新型コロナ感染症に関する情報発信を最優先にしなければならないという事情もあり、他の重要な問題を取り上げる余裕がない。(ため息)県民会館の存続問題のブログに関しても同様の状況。時間さえあれば、いつでも連載を始められるのに…なあ。

 「まあ、週末にまとめて書けばいいか」と思っていたが、休日でも、新型コロナ問題以外の発信が出来ない状態だ。健康管理上、これ以上、睡眠時間を減らすようなことはしたくない。

 が、それでも、どこかで時間を作らないと。上述した問題に関する県の主張をこのブログに記録しておく(=半永久的に残しておく)こと自体に、大きな意味があるからだ。

 世の中には、様々なランキングが存在する。いちいち目くじらを立てるつもりもないが、社会的な影響力を持つランキングの責任者(主催者)には、きちっとした「説明責任」が求められる。当然のことだ。

 中には、内容(実績)が伴っていないのに、主催者側との裏約束(?)みたいなもので順位が常時、操作されているようなランキングもあるらしい。真偽のほどは、よく分からない。

 知事としての方針は明確だ。群馬県の社会や経済、県民の意識に影響を与えるランキングに関して、万一、不正操作のようなものを発見したら、(十分な証拠を集めた上で)躊躇なく問題提起する。

 さて、全国知事会のウェブ会議に「なかなか出席出来ない」状態が続いている。毎回、苦労して日程を調整し、会議の準備をしていただいている知事会執行部及び事務局の方々には、大変、申し訳なく思っている。

 「各都道府県に共通の課題を議論し、政府に要望する」という知事会の活動には、感謝している。群馬県も助けられている。加えて、知事会の会長を務める飯泉徳島県知事も立派な人物だ。

 が、なぜか他の日程と重なってしまう。過去のブログでも触れたが、個人的には、週末ではなく、平日にやって欲しいと感じている。自分にとって週末は、欧米のニュース番組やニュースショーを集中的にチェックしたり、資料を読み込んだり、電話やオンラインで専門家の話を聞いたりしながら、県政に必要な知識や情報を蓄積する貴重な空間なのだ。

 さらに言うと、週末は極力、県庁に行きたくない。知事が本庁に足を運べば、新型コロナ対策に忙殺され、そうでなくてもなかなか休みの取れない県庁幹部たちも、出勤せざる得なくなる。
 
 あ、そうか。高崎の自宅から参加すればいいんだ、な。それを知事戦略部の職員に(自宅から)聞いてもらえば、何の問題もない。

 何れにせよ、知事会のウェブ会議に出られる時は、出席したいと思う。

 他の都道府県知事との連携という点については、先週金曜日(13日)の定例会見でも、ある記者からこんな質問があった。

 「今回の政府による緊急事態宣言対象地域の拡大に関して、群馬県は栃木県と違うアプローチを取った。山本知事は、隣県である栃木県との連携をどう考えているのか?」と。

 この問いに対しては、「同じ北関東にあり、県境を接している栃木県との連携、協力は、これまでも、これからも重要だと考えている」と答えた。

 あ、お湯が沸いた。もう一杯、きく芋茶を飲む。この続きはその②で。