2021年1月9日:パート3

 23時過ぎ。暖かい豆乳に「朝鮮人参エキス」を入れて飲んでみた。気のせいか、元気になったような気がする。

 夕方。県庁関係部局とのウェブ会議で、新型コロナ対策に関する今後の方向性を議論した。健康福祉部長から最新の感染状況を、危機管理監から緊急事態宣言をめぐる最近の動き(政府の方針や他の都道府県の動向等)を、産業経済部長から県内の経済状況や事業者の反応等を説明してもらった。

 知事戦略部長からも、県内の「人の動き」に関する最新の報告があった。いつものとおり、首席補佐官や秘書課長も出席した。

 こうした情報をもとに現状を分析し、様々な角度から今後の対応を協議した。今後の政府の対応や、明日、明後日の県内新規感染者数等のデータを見極めつつ、最も効果的な選択肢を探る。適切なタイミングで、必要な対策を講じていく。この点が重要だ。

 現時点では、国に緊急事態宣言の要請をすることまでは考えていない。先ずは群馬県として(国に頼る前に)これ以上の感染拡大を抑え、かつ医療提供体制を維持するための最大限の努力をする。事態は日々、深刻化しているものの、「可能なら、緊急事態宣言には踏み込まない形で収束させたい」という気持ちは変わっていない。もちろん、やむを得ない場合は、必要な決断をする。

 明日の夕方(18時以降?)、もう一度、同じメンバーでウェブ会議をやる予定だ。

 さあ、運動の時間だ。

追伸:週末でも、休日でも、県庁は動いている。新型コロナ感染症という未曾有の危機を乗り越えるために、県庁職員は一丸となって頑張っている。

 他の都道府県では、ほとんど見えて来ない県庁職員の必死の努力を、知事のこのブログを通じて県民の方々に伝えられる。それだけでも(睡眠時間を削って)このブログを書き続ける意味があると思っている。