2020年11月30日

 20時過ぎ。NBCニュースを見ながら、ブログを書き始めた。

 本日、県内で確認された新型コロナの陽性者は12人。少し下がったように見えるが、感染経路を十分に追えていない。明日からの数字が心配だ。緊張の日々が続く。

 本日は午前8時30分に高崎の自宅を出発。午前10時から(昼を挟んで)15時30分まで、県議会の一般質問があった。4人の県議が、次々に質問に立った。

 全員の質疑に真剣に耳を傾けた。正直言うと、(前日の睡眠不足で)一瞬、意識が遠のく場面もあったが、最後まで頑張った。知事答弁も、気持ちを込めてやった。新総合ビジョン、来年度の予算編成、県有施設見直し問題、パートナーシップ宣誓制度等について熱く語った。

 本会議終了後は、明日の一般質問のレク。その後も、関係部局との協議が続いた。気がつくと18時30分。今日もあっという間に終わった。

 昨日、館林市長選挙について書いたブログが、物議を醸しているらしい。が、何かちょっとでも踏み込んだ発言をしたり、これまでの仕組みを少しでも変えようとすれば、必ず反発を受ける。それが世の常だ。でも、反発があればあるほど、政治家としての闘争本能が刺激される。闘志がふつふつと沸き上がって来る。

 県内の政敵(?)たちが、「知事はけしからん」などと吹聴し、少しでも足を引っ張ろうとしている場面を想像するだけで、ワクワクする。正しいと思ったことは、絶対に曲げない。やるからには、徹底的にやる。当然、この「ちっぽけな発信装置」も、最大限に活用させてもらう。

 考えて見て欲しい。9月の市議会の一般質問の中で、須藤和臣館林市長が、「来年3月の市長選挙に再選を目指して立候補する」意欲を表明した。さっそく、次の週の知事会見で、「須藤市長が出馬した場合は、他に誰が立候補しようと、知事として現職市長を全力で応援する」と宣言した。

 同日の夜、その須藤市長が、知事がキャスターを務める「直滑降ストリーム」に生出演。その際にも、「次の選挙に市長が出馬した際には、しっかり応援する」と約束していた。

 すなわち、誰が立候補するにせよ、山本一太が「須藤市長を全面的に支持する」ことは、最初から分かっているはずだ。そもそも、政治家の決断とは、そんなに軽いものではない。こんな「ちび知事」がどう動こうと、戦う決意をした候補者が、そんなことに右往左往するわけがないではないか。

 何れにせよ、選挙をやるのはいいことだと思う。お互いの志を貫き、それぞれのビジョンを掲げて正々堂々と戦い、決着をつけたらいいのだ。ただし、次の市長を決めるのは、知事でも県議でも市議でもない。真面目に生活している館林市民の人たちだ。

 あ、夕方の協議で修正をお願いしていた明日の答弁案が届いた。先ずはサッと目を通す。この続きは次回のブログで。

追伸:何人かの県議と電話で話をした。県議会には、知事と一緒に「新しい群馬県を創りたい」と本気で思ってくれている「真の仲間たち」がいる。そのことがスゴく嬉しい。

 もともと四面楚歌でもやり遂げるつもりだったのに。自分はとても幸運だ。(感謝)

       <本日の地元紙1面。こうした発想力こそ須藤市長の真骨頂>