2020年10月26日

 21時。高崎の自宅で、パソコンのブログ更新画面に向かっている。

 午前9時過ぎ。県警本部長が知事室に来訪。大泉警察署で発生したクラスターへの対応について説明を受けた。さすがは警察組織。徹底した対応に安堵した。村山町長も奔走してくれているようだ。

 本日の県内の新規感染者は3名。濃厚接触者もいる。昨日は9名、今日は3名と減少傾向にある。が、全く油断は出来ない。検査数を考えると、まだ感染者の増加が続く可能性がある。何度も言うが、ここが踏ん張りどころだ。

 午前10時から決算特別委員会の総括質疑。昼を挟んで、15時過ぎまで委員会審議があった。6人の県議が次々、質問に立った。知事質問のない県議の質疑も、(漫画「鬼滅の刃」的に言うと)「全集中の呼吸」で聴いた。とても勉強になった。

 10分間の休憩で、議場の外に出た。監査委員長を務める某弁護士と遭遇。短く言葉を交わした。監査委員長がこう言った。

 「今日は、(監査委員長として)知事の前で初めて答弁しました。それにしても、知事の答弁はスゴくいいと思う。言葉が分かりやすいし、頭の回転も早い。やっぱり一流ですね。」

 「100%、お世辞だな」と分かっていても、嬉しかった。人間は、ちょっとしたことで、幸せな気分になれるものだ。少なくとも、議会の審議に対する知事の真剣さが、県議の方々に伝わっていたらいいなと思う。

 16時。海上自衛隊横須賀地方総監の表敬訪問を受けた。爽やかな笑顔の中に、静かな迫力を感じさせる人物だった。

 その後は、豚熱(CSF)対策に関する関係部局との協議。農政部の努力で、新たな枠組みを作れそうだ。(感謝)今週の定例会見で発表する。

 さあ、痛めている右肩と右腕を庇いつつ、運動する。

   <群馬の真っ赤なリンゴ、紅鶴(べにづる)の味に感動>