2020年10月16日:パート2

 午前零時過ぎ。約30分、軽く走ってから、再びパソコンの前に座った。その前に(慎重に)自重の腹筋と背筋をやった。腕と肩の慎重なストレッチも。

 あいたた、やっぱり肩と右腕が痛い。が、寝る前にお風呂で身体を温めながら、もう少し肩を回す。ちゃんと湿布も貼らないと。

 が、必ず治る。しばらく筋トレは控えるが、どこかで再開出来るだろう。何事も「回復が早い」のが、山本一太の身体的特徴なのだ。前向きなエネルギーこそが、免疫力を高める。間違いない。

 さて、ここからは、ブログ「都道府県魅力度ランキングに異論あり」の続編。昨日(15日)の定例会見で、地元紙の記者から、こう聞かれた。

 「昨日(14日)、2020年の『都道府県魅力度ランキング』が発表されました。群馬県は去年より5つ上昇して40位。過去最高の順位だと思います。が、知事は県議会の一般質問でも、このランキングを批判しています。今回の結果について、どんな感想をお持ちでしょうか?」

 感情を抑えつつ、次のような趣旨の答えを返した。

 「その質問、お待ちしていました。地元の複数の支持者の方々から、『群馬県の魅力度が1年で5つも上がって良かった』とか、『どう考えても山本知事効果だ』などと言われました。が、正直言って、私自身は、全く嬉しくありません。そもそも、この『魅力度ランキング』なるものが、群馬の魅力を反映しているとは、全く思っていないからです。」

 「だいいち、隣県の栃木県が最下位というのは納得がいきません。栃木県に失礼だと思います。茨城県も5つ順位が伸びて42位。ようやく最下位脱出などと報道されていますが、低すぎる気がします。もともと茨城県が最下位というのがおかしいと思っていました。」

 福田知事と大井川知事に「もっと本気で怒って欲しい」と思いながら、こう続けた。

 「知事に就任して1年余り。この間、同じ北関東の栃木県と茨城県をずっと意識して来ました。群馬にとっては良きライバル的存在ですが、(いろいろな意味で)この2県の実力を痛感する日々でした。」

 「もちろん、群馬県知事としては『群馬は全国で最も魅力がある』と信じています。(2県の知事だって、同じように思っているはずだ。)が、栃木県と茨城県の政策や実績には常に注目し、参考にさせてもらっています。」

 「例えば、栃木県の1人当たりの県民所得は、常に7位か8位くらい(?)です。(2016年度は全国3位。)観光面でも、あの世界遺産、日光東照宮があります。イチゴ産業も、群馬が目標にすべき存在です。他方、茨城県は、農業産出額が北海道に次ぐ全国2位という農業王国。つくば市という日本のイノベーション拠点も有しています。」

 「タイプは違いますが、知事としては先輩にあたる福田知事と大井川知事のことを、とても尊敬しています。2人ともスゴい知事だと思っています。」

 そう述べた後、「なぜこの魅力度ランキンをおかしいと思うのか?」を力説した。

 あ、電話が鳴っている。こんな夜遅くに、誰からだろう?この続きは、その③で。

追伸:昨晩の「直滑降ストリーム」のゲストは、熊本県選出の坂本哲志地方創生担当大臣。番組を見た友人(女性)がこう話していた。

 「真面目で、とてもいい感じの方ですね。印象的だったのは、くまモンの縫いぐるみを抱えながら、ニッコリした坂本大臣の表情。笑顔が可愛かったなあ」と。

 県庁32階のイノベーションハブの整備が進んでいる。地方創生拠点整備交付金を活用したモデルケースになると思う。坂本大臣、近いうちにぜひ、視察に来てください。

     <32階のカフェは今月中にオープン>

 

<後半はゲーム制作に熱中する県庁職員が登場>